隣のオバちゃんから抹茶チョコもらったぜー! イエーイ......_| ̄|○|||
「Karte:15 偽りのウエディング」
ミチル「私の命が尽きる前にしておきたいことがあるの。私、結婚式を挙げたい。この部屋に最初に入ってきた人と結婚するわ」
死を前にした乙女の健気で切実な願いと見れば感情移入できるんだろうが、傍から見れば「オイオイ…」と言って失笑しそうな内容の願望…
なのに、マジメに淡々と話を進められては余計に興が醒めるというもの。
こういうのは最初は笑い話として進めた方がいい気がするんだけどなぁ…
結婚の準備に奔走する側の様子をドタバタ劇として描いて、「最初に部屋に入ってきたブラックジャックと即結婚」という話の基礎を笑い話として構築すれば、見ている方は笑いながらその設定を既成事実として自然に認めるから、その後、シリアス話に移行しても下地がしっかりしているので、クライマックスの感動倍増。
でもそうじゃないから、どうにもしっくりこない…
ここのスタッフってこういう緩急を使い分ける不真面目さが足りない気がする。
だけど、主となるストーリーの脇で、あれやこれやと動き回るピノコの話をどーでもよさげな扱いで描く緩急の使い分けはナイス(笑)
今日はバレンタインデーです。
世の男はチョコがもらえるかもらえないかが気になるんでしょうが、そんなことに全然縁がなくて興味がなくなってしまったTakeにとってはどーでもいい話で(笑)
しかし個人的にはそれよりも気になってることが…
(以下、バレンタインの話題なんか長々と書いてたまるか、ってな感じで無関係の話題を長々と;笑)
なんか、チェックしてない間に、ウチの出身県、かなりの数の市町村が合併しちまってました…
県のWebサイト見てみたら、地名と境目が様変わり…
う~ん、故郷の様子はあまり変わってほしくないと思ってるTakeにとっては、気分の悪い話です…
たかが地名や境目の話ですけど、地名だったら、住民投票で得票数が僅かだったにも関わらず委員会が勝手に名前を決定した南セントレア市の悪例がありますし(笑)
で、ウチの県はというと、
例にも漏れず、いろいろと新市がムダに増えてたっちゅーねん…
「湖南市」とか「南近江市」なんかがセンスのない名称のトコに当たりますなぁ…
これに「東びわこ市」なんて有力な同名の農協がゴリ押ししただけの名称の合併市が加わらなかっただけマシですかな?
ウチの地元市だけど(笑)
んで、他のトコも見てみると…
ゲッ! 県内唯一の村である朽木村がいつの間にか地図上から名前が消えてるじゃないか!
以前は合併に反対してたんじゃなかったっけ、朽木村?
…やっぱり県上層部からの圧力に屈したのか。
当時、県知事が「合併に参加しなければ、(朽木村を)見殺しにする以外に道はない」とか言って凄んでたたし。
とりあえず、現状をもっとよく知るために地図欲しいですねぇ
でも新しい地図って全国の合併が終わるまで出ないんじゃないだろうか?(笑)
認知症老人の介護って大変だよねぇ…ということを他人ゴトのように言ってみる。
あっ、「認知症」っていうのは「痴呆症」のコトね。
昔はしっかりした人だったんだけど、ウチの祖父、
認知症になってしまうとかくも変貌してしまうのか…
実の息子に子どものように抱きかかえられて車椅子に乗せられる姿を見てたら、なんか涙出てきそうでしたよ~
そんな退院時の光景。
女看護師の皆様が「退院できて良かったねぇ~」と次々話しかけてきたけど、一番良かったのは、面倒のかかる患者が一人いなくなって過酷な作業が少し減って喜んでるであろう当の看護師本人だろうて(笑)
穿った見方し過ぎですかな?
しかし確実にウチの母はその逆のことを思ってるに違いない(爆)
自宅療養での呼吸補助器用に酸素ボンベ2,3本もらったけど、間違って火を近付けたら大爆発の大惨事だよなぁ……などと思って、ちょいとマッチに火を…(爆)
春のリニューアルに関する情報でも出してくれるのか、と思えば、単に春休みのイベント情報を広報するだけのモノ…
こんなことに駆り出されてアニメ内のドラえもんと絡ませられる渡辺アナが不憫でならない。(しかし、至極マジメに熱くレポートするプロ根性はさすが。ご苦労様~;笑)
本編アニメの方も再放送のモノ、とやる気のない態度。
どういう意図で放送したんだかよく分からない『ドラえもん』第1話「未来の国からはるばると(Ver.2002)」は旧バージョンを見た身には食い足りない内容… 現代の放送コードと視聴者層の意識に合うようにアレンジはされているが、今のドラえもんの作風が合わないんで何とも…
『のび太の結婚前夜』は何度目の放送だ?
泣けるドラえもんとして好評だから出しとけっていう安易な考えですかな?
でも何度観ても泣けるんだよなぁ、ラストシーン(涙)
それに中盤の成年したのび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫、出木杉のやり取りには、ニヤニヤさせられっぱなし。私の年齢と近くなったから共感できるのかしら? ドラえもんの言葉じゃないけど、「変わってないね、みんな」って感じで。
やっぱ渡辺渉監督は巧いわ。拙いところもあるけど、ツボは的確に抑えてくれるから。何の起伏もない日常話にちょっとしたスペクタクルシーンを取り入れてエンターテイメントにする姿勢も、映画制作者として素晴らしい。
そんな映画の情緒的なエンディングソングをぶち切って、イベント情報のご執心なのび太の鬱陶しい姿を大写しにして台無しにしてしまうあたりに、現在のドラスタッフの志の低さが見えてしまう(笑)
ライブドアの堀江社長がニッポン放送の株を大量に買った件で、同放送の株を買って子会社にしようとしていたフジテレビが、対抗措置として堀江社長の出ていたレギュラー番組の放送を延期、って……
『平成教育2005予備校』かよッ!
うわあああ、毎週楽しみにしてたのに!
先週の宿題の解答はどうすんですか!?
これだから堀江社長がレギュラーになってたのはイヤだったんだー!
で、フジテレビが言う放送延期の理由ってのが「視聴率向上のための編成替え」…って、
いやいや、誰が見ても単なる腹いせだろうて。
別に放送しないと堀江社長に何らかのデメリットがあるわけでもないし、フジテレビに利益が出るようなこともないし。
どうせ放送してくれないんだったら、
堂々と「ライブドアが株式を買いすぎた警告と対抗措置として放送を延期させていただく」とか言っちゃえばいいのに…
まぁ、対外的な言葉としてはそうもいかないんだろうけど、歯がゆいなぁ…
「トリビアの種」のコーナーで高橋克実が
「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ……高橋克実です」
とか言ってました…
最近、高橋克実のオタク発言が多いような…
いつぞやは「キボンヌ」とか言ってたし、確か先週もオタ発言があった気がするんだけど、何だったか忘れた…
何者だ、高橋克実よ(笑)
最近はトリビアもネタ切れのようで、「ガセビアの沼」なる新コーナーを立ち上げて時間稼いでるし、そろそろ潮時では……
…なんて思ってた矢先に、先週の「トリビアの種」で1年間にわたる長期取材のネタ見せられた日にゃ、『トリビア~』がここまで続いてたからこそだよなぁ、と思わされてしまった(笑)
それに今日の「トリビアの種」のカブト虫世界選手権も面白くて笑ってしまったし(ヘラクレスと日本カブトの3ラウンド目が最高! てか、カブト虫はやっぱカッコイイ!)、「訓読みの“訓”は音読み」なんて至極当たり前なネタをトリビアとして出されたので、意表を突かれて膝を叩いてしまった(笑)
まぁ、今後どう転ぶかは分からんけど。
今日の『Newsゆう』観てたら、特集のバレンタインデー取材のところのBGMに『花右京メイド隊』のエンディングテーマのサウンドバージョンが流れてきましてねぇ……
「ええっ!! あのトンデモソングをBGMにしてるのかーっ!!」
と驚いてしまったんですが、よくよく考えて聞いてみると、昨年放送された『花右京メイド隊La Verite』の方のエンディングテーマでした…
…ふう、びっくりした。
そーいえば、m.o.e制作の『花右京メイド隊(無印)』のオープニングとエンディングなんてすっ飛ばして観てたからなぁ、覚えてるはずがないか。
入手した情報によると、m.o.e版のエンディングの歌詞は18禁レベルのヤバさを誇るトンデモ内容だそうで(笑)
あ~、聞いてなくて良かった良かった(爆)
こんなモンがテレビのBGMとして流れた日にゃ、世も末ですぜ。
でも、『おは朝』のBGMに『ちょびっツ』のサントラが使われてるのを知ったときに「世も末だ…」とか既に思ってたんですけど(笑)
(他にもこういう系統のアニメのサントラがバラエティのBGMに使われてる場合って多いですよねぇ…)
(一時期、『あずまんが大王』のサントラが頻繁に使われてたし、『ぴたテン』のサントラが流れたときもあったっけな?)
(しかしなんでわざわざBGMにこういうアニメのを? 権利料が安いのかな?)
(…ただ単に私がそれしか聞き分けてなかっただけかもしれんが)
m.o.eの話題を出したついでに、今放送されてる『UG☆アルティメッドガール』の話を…
(どうでもいいが、一時期新聞のテレビ欄に略して「Aガール」って書かれてたけど、「Uガール」と書くべきだったのでは? 今は「ガール」に修正されてるけど、ぱっと見では何のこっちゃ分からんよ~)
m.o.eといえば、『鋼鉄天使くるみ』とか『りぜるまいん』とか『超変身コスプレイヤー』とか、どうしょーもないエロ描写重視のアニメを作り続けてるトコですが、今作『UG』も例にも漏れずその路線。
普通なら観なかったでしょうが、しかしこの作品のコンセプトが「ウルトラマンのパロディもの」であると知った日にゃ、「ちょっと観てもいいかなぁ…」とか思っちまって、んで、ちゃっかり第1話を観ちゃったワケなんですが……(汗)
う~ん…、パロディにしちゃ、ちょいと勢いが足りなくないですか~?
ネタはいろいろと詰め込まれてるみたいで、「この徹底したバカネタが面白い」とかいう感想をちらほらと見るんですが、ウルトラマン系に造詣が深くないTakeには元ネタが何なのかよく分からないんで、そういう面白さは分からず…
ネタ分からない人が見ても、「ああ、コレ、何かをパクってるんだな」とか思わせてくれるような演出があったら良かったんですがねぇ。
あと、私、エロネタ嫌いなんで、「特撮ネタとエロネタを結び付けてるのが笑える」とかいう評価は絶対しないから、そっち方面の面白さも感じられず…
(…というか、公共の電波でエロネタ流すんじゃねぇよッ!)
(エロを見せたいのなら、ビデオとか利用者に選択権のある媒体にしなさい!)
(テレ東規制バンザーイ!)
個人的には、自衛隊か対怪獣組織を出して欲しかったんだけどねぇ(笑)
ああいう部署とか連中とかをパロディにすると結構いい味出しますよ~
それはそうと、この作品の企画、監督のムトウユージが出してきたものらしいんですが、ムトウユージといえば、今『クレヨンしんちゃん』のチーフディレクターやってて、春のクレしん映画の監督にも抜擢されてるんですけど…
映画で忙しい時期のはずなのに、なんで『UG』なんて企画立ち上げるかなぁ…
クレしん映画は毎年利益が出るか出ないかのギリギリの興行収入なんだから、個人的には映画に全身全霊を注いで欲しかったんだけど…
しかも今年のクレしん映画、コンセプトが『UG』とそっくりなんで、ちょっと不安が…
(「ある日野原一家が突然3分間だけ巨大ヒーローに変身できるようになって云々~」)
すんげートンデモ内容になりそうな予感…
見た感じ、スペクタクル性が薄そうだし…
そんなムトウユージの監督としての経歴を見てみれば…
『アーケードゲーマーふぶき』:パンティがどうのこうの、って作品…
『劇場版Piaキャロットへようこそ』:18禁ゲーム原作…
『コレクターユイ』:変身シーンとコスチュームがエロかった…
『グリーングリーン』:放送コードギリギリのバカエロアニメ…
…内容はほとんど観てないモンばっかなんで、面白いかどうかは知らないけど、系統がなんかそっち方面に偏ってるような…(汗)
『クレしん』の絵コンテ/演出スタッフとして長年携わってきたという経歴がもしなかったら、「なんでこの人が『クレしん』の監督!?」とか言ってましたよ、きっと。
しかし『クレしん』映画は、本郷みつる監督時代に藤子作品の持ち味をベースに作って子どもたちの人気を得て、原恵一監督時代に大人の鑑賞に耐える質の高い映画としての評価を築き上げ、水島努監督がその評価をぶっ壊すように子供向けのギャグ全開路線に走って…というように、固定概念をぶち破る作品を作ってきたから、ひょっとするとムトウユージという新しい人材が更なる新分野を開拓して面白くなるかもしれないけど。
○『ブラックジャック』の感想
1/17「シャチの贈り物」
確か原作では、漁場を荒らさないと生きていけないシャチが駆除されて、親友のブラックジャックにも治療してもらえずに、治療代の真珠だけ残して死んでいく、という生き物としての悲劇だった気がするんだけど、アニメでは、荒らしていた別のシャチと間違われて駆除されるという単なる勘違い話に…。しかも助かるし。
おかげで、ブラックジャックが最後にシャチを助けに行くシーンから話の繋がりがおかしくなってる…。ゴールデンタイムだから殺せなかったんだろうケド、これは改悪でしょうて。
それと、初対面のシャチと親しげに話すブラックジャックはかなり根暗だと思います(笑)
独り言っぽくクールに喋ってたらカッコよかったのに。
1/24「にいちゃんをかえせ!」
バカ話をやるにはノリよくしてやらないとダメ、という典例。
『ブラックジャック』のスローテンポ、低テンションではキツい。
でも、
アクティブに演技するブラックジャックなんて珍しいモノを見せていただきました(笑)
性格の改悪とも言いますが。
1/31「海賊の腕」
体操選手として元気な頃の話には力入れてるのに、腕失ってからの葛藤にかける時間が少ないような…
将棋も急に強くなった気がするし。
ラストの感動は原作遵守だろうしなぁ…
2/7「動けソロモン」
そーいえばピノコは身体構造上泳げないって聞いたことがある。
今回はその設定を守っての話運び。
でもアニメ版で、ピノコの正体って全然解説されてないんですが…(笑)
動画描きすぎてボツくらうアニメーターの兄ちゃんが「アニメは遊びじゃない」と言われてたけど、その思い入れと仕事力・技術力は立派に職人級だと思いまっせ。
ジブリあたりに雇ってもらえてたらいい仕事してたに違いない(爆)
病名も明らかになっていないのに、急に落ち込んだり、「重い病気だ」「死ぬかもしれない」「ブラックジャックでないと治せない」と周りが騒いでるのは変。
あと、アニメはそんなに早く完成させれませんから。残念!(笑)
本編の人物が全然動いてないのに、劇中劇のアニメだけよく動いてるのは何の皮肉でしょうか(笑)
これも、原作とラストが変えられてるような…
エンディング、予告終わりの「ピノコの日記(=名言集)」が今年から「NG集」に変更されている。
なんで?
アニメのNGシーンってそら寒いんですが…(笑)
もう調子に乗って、コナンの感想も一気に
…ああ、やっぱりテレビ感想板を別に作るべきかしら
1/17「標的は毛利小五郎」
オリジナルはダメな出来と決まってる(笑) 今回も例に漏れず
警察の手を借りずに、単身暗殺者に立ち向かっていくおっちゃん、という背水の陣的な構図を描こうとしたんだろうケド、緊張感不足…
おまけに、自転車で山に向かい僅かな時間でおっちゃんの身代わり人形を作り上げるコナンの人間離れした行動力はなんだ!?
さらに動機と犯人の行動が最悪ですなッ! ギャグか!?
コソ泥で逃げて隠れたところをおっちゃんに見つかった程度なのに逆恨みして殺そうとするなって! 結婚資金のための泥棒? 言い訳に納得できない!
堂々と銃持ってくるなよ! アホすぎだ!
1/24「ストラディバリウスの不協和音(前奏曲)」
伏線張っておきながら3ヶ月も放置していたのに、「この前言っただろ…」など、何のフォローもなく原作通りに話進めるバカッ!
シリーズ構成が破綻してますが!
それ以外は悪かったところはそんなに無いな
何しろ『コナン』では神作画の青野厚司作監の回だからねぇ
でも、バイオリン弾く蓮希は不自然に動きすぎ(笑)
弦三郎の死体はちゃんと見せましょう(死んだのが分かりにくい)
1/31「ストラディバリウスの不協和音(間奏曲)」
前回の予告の、アゴが異常に細くて小さいコナンの顔を見て、かなり作画の出来に不安持ってたんだけど、そんなに悪くなかった
あとは可もなく不可もなく…
…いや、絢音が落ちるシーンはマヌケすぎだったなぁ
2/7「ストラディバリウスの不協和音(後奏曲)」
原作のセリフの説明不足を補いもせずにそのまま進めるやり方がやる気の無さを感じさせる…
あと、各シーンの構図の1つ1つが何かズレまくり
絵での説明が多くて分かりやすくなってたのは好感持てるけど
(↑1月7日放送分)
ずっと避けてきたんですけどねぇ…
新年一回目の『金八』の鬱展開のその後を観るのが怖くて…
事の発端は昨年の年末スペシャルで、しゅうが母親の虐待を受けていたことを知った崇史が「誰にも言うな」としゅうに口止めされて、見過ごせなくて崇史が舞子に相談していたところを玲子が目撃して勘違い、そして、しゅうの家に「覚醒剤返せ」と例の甲本雅裕演じるヤクザが乗り込んできて、覚醒剤を所持していたしゅうの親ともども警察に捕まり、警察に通報した崇史に対してしゅうが「お前がちくったから親と離れ離れになった」と断絶宣言、それを苦にした崇史が飛び降り自殺し、舞子と話していたのが自殺の原因と勘違いした玲子が舞子と殴り合いの大騒動、さらに、崇史を自殺に追い込んだと苦しむしゅうが覚醒剤を使って精神が混乱、教室にやってきて暴言で場をかき乱し、その上、しゅうの親の逮捕と崇史の自殺が悪影響になって受験させてもらえないことを知った他の生徒までヒステリックを起こして、金八の静止も虚しく次々と教室から脱走、あとに残ったのはグチャグチャになった空っぽの教室とうなだれる無力な金八のみ…
比較的平穏な『金八』ワールドにかつてない崩壊が起こって「この後さらにどんな鬱展開を見せられるんだ?」と思うと、平穏な『金八』ワールド好きの私にはなかなか手が伸ばし辛くて、ビデオに撮り溜めて放置していたのですが、今日思い切って視聴…
まず、何だかんだ言って次の日に3-Bのみんなが全員そろっちゃうってところが(紆余曲折はあるにせよ)、『金八』の甘いところですな。
友達が呼びに来ても行かないヤツは行かないし、第一、学級崩壊したままだといけないと思って仲間呼びに行くヤツもそうはいないって。
しかし、そうしたリアリティを無視すれば、3-Bの連中はみんな気のいい登場人物ばかりだということの証明にはなっています
最初は少人数だったクラスを見ても、いつもと変わりなく授業を始める金八を見ていると、生徒の動揺を大きくしないように無駄なことは言わずに平静を保とうとしているというよりも、この異常事態を気にかけずに授業ノルマこなそうとしているように見えて、何か違和感が…
授業の前置きでなんか二言三言喋りゃ良い印象になったのに…
しかも授業の内容は「あなたの夢はなんですか?」という、マセた中学生には幼稚すぎて怒りが湧いてくるほどのモノなのに、みんなよくフツーに答えられるよなぁ
おまけに茶化したり騒いだりで楽しそうだし
でも、3-Bの連中がそろっていたり、楽しそうに授業受けていたりする様子を見せられると、重かった気分が晴れやかになって楽に視聴できるので、そこらへんは良かったなぁ
ここが『金八』の巧いトコ
死について教える際、亡くなった自分の妻について語る金八
現実に考えれば、身の上話に走る先生って、生徒はマジメに聞こうとはしないもので、ダメ教師に見られることもあるんだけど
まぁ、そこは金八先生だし、ストーリーの流れもこの話を軽く受け止めさせるようには巧く前の話題で盛り上げてるから、良いんじゃないかと
それにこの話が泣かせるんだなぁ(涙)
またまた久々にウルウルさせてもらいましたよ
っていうか、単に私の涙腺が弱くなってるのか?
しかも、コレ、所詮はフィクションで視聴者がマジメに受け止めなければならない話でもないんですよね。
けれど、何というか、巧く劇に騙されちゃうんだよなぁ
それに第5シリーズから観続けてる身には、今まで金八が心の支えにしてたのが良くわかり、時は遺影ながら金八のギャグの相手も努めていた金八先生の奥さんが、こういう風に話に結実させられるのが、何とも嬉しくて感動的なモンで
金八の言うことって、ちょっと抽象的なところがあって、個別の問題に当てはめると「いや、それはあまりにもキレイ事すぎる!」というものもあるのだけれど(今回も、貧困国で生き抜く子どもと自分で自殺して死にかけている崇史を結びつけて、死についての話を進めているという「甘さ」がある)、この場合は現状の酷な展開を打破するためのケレン話として問題点をスルーするのが視聴態度として正解でしょう
「辛いときは死について考えるのに、楽しいときに忘れるのはどうしてだろう」という言葉はまさにその通りだと思うし、そこから繋げて「死は案外近くにあるものではないのか」と言うのも面白いんだけど、「楽しさに紛れて隠れているだけで、普段から考えなければならないもの」とするのは、ちょっと行きすぎかな、とは思う。
「楽しいときには生きることについて考える、あるいは何も気にせずに楽しむ」というのが人生ってモンじゃないのかな~
で、崇史が意識回復してめでたしめでたし、一件落着
安易な解決法かもしれないけど、大事な「登場人物」をそう簡単には殺せないだろうし、その前に金八先生の授業で一応の決着がついている形になっているから、OKOK~
今回は、放送時間の4分の3の舞台が3-Bの教室ただ一箇所だけでしたねぇ
しかもドラマ的な要素を抜けば、本当にただ普通に授業してただけだし
それなのにここまで盛り上げちゃうのはスゴいよなぁ
代役の脚本家もいい仕事してますねぇ
というか、『金八』は撮影スタッフや武田鉄也の意見も取り入れながらやってたようだから、そっちのおかげかも
と、いうわけで、危惧していた壮絶鬱展開はわずか1話で収まったので、これから気を楽にして視聴できますな
『金八』らしい後に尾を引かない爽やかな収め方でした
…なんか、雰囲気で押し切ったせいで、いろいろ取りこぼしてる問題とかもあるけど(汗)
(入試への悪影響の件はどうなった?)
目下のところの不安材料は、ヤク浸けになってるしゅうか…
これの発覚による騒動は当然起きるだろうけど、それはしゅうの辛い境遇からの解放を意味するわけで、逆に清々するわな
しばらくは隠し続けて話を引っ張るんだろうけど、早く発覚することを期待
…いかん
不覚にも面白いと思ってしまったではないか
今日の『ガンダムSEEDデスティニー』!
なんかとある島の近くの海域ででミネルバと地球連合軍が戦闘してたんですけど、後半、島でインパルスガンダムとガイアガンダムがヤシっぽい木とかを薙ぎ倒しながら戦ってるシーンが、怪獣映画に見えたもので(笑)
だって高い樹木の間からさらに高いMSが顔出して戦ってる姿って、まさしく怪獣映画のカメラアングルじゃないですかッ!
しかも、ガンダムの足が木を踏み潰していくショットなんか、怪獣がビル踏み潰していったり、林の向こうからいきなり巨大な怪獣の足が出現して人々を驚かせるショットと全く同じですよ、アングルがッ!
そして、連合軍が現地住民を酷使労働させて基地を建設していたところに、インパルスがやってきて、「そんな非人道的なコト許しておけるかーッ!」とばかりに、基地内をノッシノッシ歩いて施設破壊。
んで、逃げ惑う連合軍の軍人たち。奥でインパルスが破壊活動行ってるその手前を一列になって逃げる軍人…って、背景合成して逃げる群衆を撮ってる怪獣映画のシーンそのものじゃないか!
というか、デカブツが建物を破壊するってのも、完全に怪獣映画のフォーマット! カメラアングルも見事でしたよ
おかげで『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』のゴジラ焼津上陸あたりを思い出してしまったではないか(笑)
んでもって、軍人を追っ払ったインパルスは、酷使されていた住民たちを逃がしてやり、人々から感謝されるのであった…
…って、今度は『大魔神』ですか(爆)
いやー、そんなワケで楽しく観れました(笑)
今日の『SEED』のスタッフには是非「怪獣アニメ」を作っていただきたい。
BL好きの脚本家は抜きで(爆)
[追記]
そーいえば、酷使されてる現地住民を救うって話、
『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』で
秘密結社「赤イ竹」に酷使されていたインファント島の原住民を主人公たちが逃がした話とも似てるなぁ…(笑)
それと
狛犬型フォルムのガイアガンダムが島の守備についているのは、『ゴジラ対メカゴジラ』のキングシーサーみたい(笑)
ネオのピンチに任務放って駆けつけるガイアはさしずめ、小美人のピンチに飛んでくるモスラってトコか?