女優の岸田今日子さん死去
個性派女優で、アニメ・ムーミンの声優や随筆家、童話作家としても知られる岸田今日子さんが17日午後3時33分、脳腫瘍による呼吸不全のため亡くなった。76歳。
1930年(昭和5年)4月29日、東京生まれ。父は劇作家の岸田国士、姉は詩人の岸田衿子。1949年に舞台美術家を志して文学座に入るが、翌年女優デビュー。三島由紀夫作「薔薇と海賊」、三島演出の「サロメ」などで鋭い感性と存在感を発揮し、地歩を固めた。文映画「砂の女」(64年)で注目され、シェークスピア劇に多数出演する。私生活では54年に文学座の仲谷昇と結婚、長女まゆさんをもうけるが、78年に離婚した。
日経スポーツ[12月20日15時32分]および読売新聞[12月20日22時6分]から改変
前東京都知事・青島幸男氏が死去 マルチタレントとして活躍
放送作家、俳優、小説家、国会議員とテレビ時代を代表した「マルチ人間」で、前東京都知事の青島幸男氏が20日午前9時31分、骨髄異形成症候群のため都内の病院で死去した。74歳。
1955(昭和30)年、早大商学部卒。同大学院中退。在学中に漫才の台本を書いたのがきっかけで芸能界と関わり、「シャボン玉ホリデー」などでコント作家として活躍。「青島だあ」などの流行語を生み出した。
植木等さんの「スーダラ節」などのヒット曲も作詞。俳優としては「意地悪ばあさん」が代表作。81年には祖母をモデルにした『人間万事塞翁が丙午』で第85回直木賞を受賞。68年、参院全国区で初当選し5期24年間、参院議員を務めた。
95年の東京都知事選に無所属で立候補し、既成政党の候補らを抑えて当選。都が開催予定だった世界都市博覧会を公約通り中止した。99年に退任後、タレント活動を再開していた。
サンケイスポーツ[12月20日12時55分](一部改変)
最近ここが単なる「ニュースメモ」というか「お悔やみメモ帳」化してる気がしないではないが、まぁいいや。
個人的に思い入れのある有名人の訃報が重なるなんて、大変な一日だなぁ…
…などと雑記を書いていたら、最中にまたもや訃報が↓
カンニング 中島さん死去…急性リンパ球性白血病
急性リンパ球性白血病のため闘病を続けていたお笑いコンビ「カンニング」の中島忠幸さんが20日午前11時46分、死去した。35歳だった。中島さんは、04年末に体調を崩して入院。06年夏ごろは骨髄移植の手術を行い、その後、一時は退院して自宅からの通院で治療を続けていた。中島とのコンビ復活を心底望んでいた相方・竹山隆範(35)の懸命なサポートも実らず、ついに帰らぬ人となった。
[12月20日21時13分]スポーツ報知
時代を担い続けてきた大物二人の逝去の後に、下火な一過性の芸人を取り上げるのは思慮が浅いかもしれないけど、個人的にはどちらも気になる訃報であるは変わりなく、それにしても中島、なんという日に逝ってしまうのかなぁ…
しかも復帰すると聞いていたのに、こんな結果になるとは…
なんか今年は、心なしか、逝ってショックな人たちの訃報が多い気がするなぁ…
…多分「心なし」というのは当たってるだろうが。
今年に入って突然、親類・親戚含めて4人もこの世を去ったのが、私の情報選別眼にかなり影響してるという結果かも。
まぁ、それを考慮に入れても多かったなぁ…
…などという「死去」に関連した御通夜ムードの話もあれば、こんな軽ぅ~い話題も↓
植草殉職…はぐれ刑事で挑戦
植草克秀(40)がテレビ朝日系人気シリーズ「はぐれ刑事純情派」で演じた夏目刑事が30日放送のスペシャル版「帰ってきた安浦刑事!」(午後9時)で殉職することが19日、分かった。「はぐれ-」は昨年6月に17年間シリーズに幕を閉じたが、昨年末に続く今回のスペシャル版で、藤田まこと扮する安浦刑事の相棒だった夏目刑事が殉職する。撮影は北海道・弟子屈町で行われた。植草の記憶に残る殉職シーンは「太陽にほえろ!」の松田優作演じるジーパン刑事で、自分なりのアイデアを加えて演じたという。「殺される役を演じること自体、自分にとって大きな挑戦だったので、今までにない自分をお見せできるんじゃないかなと思っています」。
[2006年12月20日7時37分 日経スポーツ紙面]
去年あたりに「『はぐれ刑事』の新人刑事は殉職がデフォだなぁ」などと書いて、安易に殉職させる姿勢を嘆いたのだけど、遂に毒牙は植草にも…
おいおいおい!
それは『さすらい刑事』ファンに喧嘩売ってんのかぁ!!?