いやぁ、何とか見に行けましたよ、ゆるキャラまつり!
その日はいろいろ予定が重なって、開始1時間ぐらいしか見て回れなかったけど。
元々は4番町スクエアの一角で執り行われる予定だったところを、夢京橋キャッスルロード(400メートルほどの大手門通り)周辺を歩行者天国にするという規模拡大しての開催だったのだけれども、それでも移動が困難なほどの黒山の人だかり。
大通りでこれなのだから、狭い4番町でやってたら一体どうなっていたことか…
それでも、モチのバナナだけは、遠くからでもよく見えたという(笑)
遠くから見ても、モチのマヌケな雰囲気は凄まじいなぁ~(笑)
ステージで各ゆるキャラが御当地を宣伝していくのがメインイベントといえばメインイベント。
ゆるキャラがステージに上がる際には、ひこにゃんを代表する彦根のゆるキャラたちが一体ずつ、エスコート役として一緒に出てくるのですが…
脚が短くて昇降に苦労するじーもが上りやすいように、ステージ上へエスコートするモチ…
…って、それは何かムリがあるんじゃないか!?
なんか老々介護みたいで、手助けどころか、むしろ不安度倍増なんですけど!(笑)
おかげで、両者が上りきったとき、会場から自然と拍手が沸き起こったという(笑)
そして、ゆるキャラの御当地のPRが始まると、エスコート役は退場。
「ふー、疲れた疲れた」とばかりに、腰をトントン叩きながら、モチは壇上を後にしました(笑)
やっぱり不安だ…(笑)
そうして中央ステージで催しが行なわれている間も、その両翼の会場では、ゆるキャラたちが自分たちの出店の前で一生懸命PRしとりました。
その中で、気になったゆるキャラどもをいくつか。
(以下、プライバシー保護のため、ひこにゃんモザイクを随所に使用しています(笑))
やっぱり、せんとくんの注目度はすごかった。
ひこにゃんが出ずっぱりになれないせいで、お客さんもマスコミもこっちの方に流れてきたもので。
…が、この着ぐるみ、仏様をモデルにしただけのことはある落ち着いた厳かな雰囲気を持ったイラストから想像できない、とってもアクティブでロックな動きを披露されるので、なんかイメージ違うんじゃないか、とは思った(笑)
そして、せんとくんの対抗キャラ、なーむくんの着ぐるみも完成したようで、本日お披露目。
…でも、笑えるのは、同じ奈良県下のマスコットなのに、中央ステージを挟んでちょうど真反対の位置同士にいるという、実行スタッフからも位置取り配慮されてる仲の悪さ(汗)
(夕刊見てたら、ひこにゃんを仲裁役にして仲直りイベントをしていたみたいだけど)
堺市南区役所のマスコット・みみちゃん。
頭の蜂が、しばしばハエに見えるので、何か変なキャラクターに見えてきて仕方がない(笑)
こいつの背後の自ブースには、会場でここのブースだけ、という特徴が目に付いた。
非常事態に備えてなのか、ココだけが、予備のスーツを常備。
…って、みんなに見えるように脱皮を野ざらしにしてたらマズイだろ!(笑)
福井県小浜市にいる実在の野良猫がモデルだという、さばトラななちゃん。
鯖を持っている見た目から、観光客(主に女性)から「さばにゃんだ、さばにゃんだ!」と呼ばれていたが、悲しいかな、設定はトラらしいし、おまけに「さばにゃん」は別にいる(汗)
これは、オタクだったら知っておかなければならないだろう、京都国際マンガミュージアム、のマスコット「マミュー」。
マンガミュージアムなんだから、マスコットぐらいいなければウソだろー、という気分ではあったが、世に出た数々のマンガを代表する役割としてポッと出のキャラが実際作られてみると、なんだか複雑な気分になってくる…(汗)
そして、あのトリもしっかりおります(笑)
後姿だけ見てたら、まぁなんだ、それなりのようにも見えるんだわ。
明石市のたこフェリーのマスコット・パパたこ………を応援していた『おは朝』芸人。
最近見ていないから分からないのだけど、一体何の企画なんだろう?
ていうか、放送はいつだ?
会場内は、ゆるキャラが頻繁にあちこち移動するので、ゆるキャラ同士が出会うこともしばしば。
エスコート役から帰ってきたやっちーがキャッフィーと遭遇して、何やら井戸端会議イベントがアドリブ的に発生していました(笑)
そんな中、一番悲惨だったマスコットがコレ↓
案内看板で、「非公式」であることが強調して書かれていた岐阜市の商店街マスコット・やなな。
着ぐるみっちゅーか、完全に人間でございます(汗)
予算がなかったのか?
そのせいかどうか知らんが、ディレクターチェアに踏ん反り返って座る女王様キャラっぷりを見せていた(笑)
それがこのマスコットの性格設定かな、と思ったら、人が近づいてきたら、今にも揉み手しそうな低姿勢で物欲しそうに(写真撮ってくれませんか?)と近寄ってきたりして、キャラがよー分からん(笑)
私とも目があって、徐々にズンズン近付かれてきたときはどーしようかと(笑)
でも、コイツの衣装と同じこしらえのコスプレして、客たちに商店街宣伝のビラを配り歩いている小学生女子たちを見たときは、何か応援せねばならん気になった。
こんなコスプレ、早くやめさせないと(笑)
その近くでは、幼稚園ぐらいの子どもたち数人が、歩道脇に捨てられたゴミを拾い回っていて、何だかこの祭では子どもが頑張っていたような印象を受けた。
肩身が狭いやら何やら…(汗)
マスコットが一堂に会するということで、子供連れのお客が多かったけれど、あの人ごみで背の小さい子とか、首が据わったばかりの赤ちゃん連れて歩き回ってる人は、ちょっと危なかったなー
でも、一番危なかったのは、犬を一緒に連れてきていた人。
比較的若い人たちがミニチュアダッキーとかチワワとか小型犬を歩かせているのをよく見たので、冗談抜きで危うく踏みそうになって、非常に危ない。
そして、その一方、ちょっと歩き方がマズくなってきた年齢のご老翁たちが、地面を歩かせる他人の迷惑になるからとでも考えたのか、体格のがっちりしたお柴とかまるまる太ったビーグルを、えっちらおっちら抱きかかえているのも見かけたので、何か間違っていると思った(汗)
今回の祭は、ゆるキャラたちが集まるというお題目だったわけだけど、しかし、常々思っていることなんだけど、ゆるキャラと呼ばれている中で、本当にゆるキャラと呼べるのは限られているんじゃないのだろうか?
まぁ、みうらじゅんに言わせればマスコットキャラクターは全てゆるキャラなんだろうけど、私は「ひこにゃん」タイプのマスコットがゆるキャラと呼ぶに相応しいと思っているので、せんとくんはゆるいんじゃなくてもうちょっとシャキっとした昔ながらのマスコット風だし、くらわんことかもゆるいと言うよりフツーにかわいいだけじゃん、とか思ってしまう。