Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
一体今回のアニメはいつ作られたんだろうか…?
前回の放送から1ヵ月以上まるまる空いてて、単純に考えれば制作には余裕があるはずなのに、渾身のヘタレ作画なんて…(汗)
まぁ、前回放送の段階で予告はちゃんとできていたから、本来週間モノのクオリティで作って出来上がっていたものをムリヤリスペシャルに仕立て上げた、ということなのかも。
…でも、今回の放送見てたら、予告で使ってたのと同じシーンだけキレイで、他の部分はほとんど壊滅的な作画になっていたし、前半と後半のクオリティがほとんど同じレベルだったので、今回のは、スペシャルのために一気に作ったという感じしかしないんだけんど…(汗)再確認したら、そうでもなかった。
私が『コナン』の作画が悪いと言う時は、主にキャラデザの問題だけだったりするのだが、今回のはしっかりと動きが悪い(笑)
人が手を振る単純な動作のリピート作画でさえ、工事現場の腕振り人形並みのぎこちない動きでしか表現できないのだから、明らかに作画崩壊系の絵の悪さ。
今回の話で多用されていて肝とも言える煙の作画も悪く、ほとんどギャグマンガみたいな表現レベルに…
…とはいうものの、ああいう無機質な対象は動画させにくい部類だから仕方ないか。
そもそも、一枚絵としての出来でさえ悪いのだから、動きなんて言わずもがな、ではあるけど。
これを見てると、しっかり動画してるうつのみや理とか沼田誠也とかで作画崩壊というのは贅沢、ってもんだ(笑)
おかげで、キッドを見に“大挙して押し寄せた”群集の数が、手抜き省力作画のせいで、何とも寂しい限り…
原作の時点から、「無理な事柄を本当っぽく見せてしまうフィクションのリアリティ」が獲得できていなくて、作品に惹き込まれることなく「これは無理だなぁ」と思ってしまうトリックだったのだから、アニメではそこら辺の無理をもうちょっと誤魔化して工夫してほしかったのだけど……やっぱりダメだなぁ…
「夜の群集の中で黒い衣裳を着て目立たせなくする」というトリックを使っているのに、群集や背景の色が明るすぎるほどに明るすぎて、逆に目立ってしまっているというマズイ色彩設計をしている時点で、無理を誤魔化そうなんて思っちゃいないスタッフの姿勢がありありと出ていたし。
ただこれは、「頭に銃を突きつけられて振り向けないままキッドと会話するコナン」という原作のシーンが、アニメでは途中から銃を離してしまって、でもコナンはそんな絶好の機会に振り返りもせずキッドと話を続ける、という不自然な改変がされたのと同様に、お子様に配慮した「目に優しい」色彩設計だったりするのだろうか…?
まぁ、『絶対可憐チルドレン』(アニメはテレ東系)ネタは問答無用で削除されたが(笑)
作画方面がそんなだから、せめて絵コンテ/演出はがんばってほしかったが、なんだか緊張感が感じられない、全体に間延びしたテンポで話が進んでいく…
キャラの誰もがセリフの一字一句、句読点に至るまで丁寧に読んでいるかのようなスローペースで、原作にある描写を無難に引き延ばしているだけなのがモロに分かる。
(でも、永井一郎の演技は素であんなテンポだろうなァ; おかげで、ただではブッ倒れそうにないジイさんがちょっと無理しているだけの演技が、体力ボロボロすぎて本当に倒れそうな感じになってて、ちと違和感)
おかげで「わずか20秒の神業トリック」が実時間2分近くかかっていて、アレ以外のトリックでもいろいろ実現可能になっていてマズイのだが、まぁこれはいつものことか(汗)
誰が担当なのかとスタッフロールを見たら……ああ、やっぱりだ! 『コナン』に合わない作風を持つ男・青木雄三コンテ!(笑)
芸のない引き延ばし策以外は、原作で描かれてある意味をちゃんとアニメ式に直して、盛り上げるところは盛り上げるという理想的な作業がやれているご褒美コンテになるはずなのに、嗚呼コレさえなければ…
ちなみに作画監督は5人がかり。
これは作監と言いつつ、修正してる時間がないから、原画陣の中で少し巧い程度のレベルの人とか手の空いた人がちょこちょこと他の原画の直しを入れてる、っていう意味でしかないのだろうなァ…
でも、こんだけ違う人間が作監担当してて、ほとんど同じ低さで安定してるって、何なの!?(笑)
そして、さらに恐ろしいのは、コレ、全部国内原画なんですけど!!
…ガンバレ、日本!(笑)しつこいようだが、再確認したらそうでもなかった…(汗)
前回の放送から1ヵ月以上まるまる空いてて、単純に考えれば制作には余裕があるはずなのに、渾身のヘタレ作画なんて…(汗)
まぁ、前回放送の段階で予告はちゃんとできていたから、本来週間モノのクオリティで作って出来上がっていたものをムリヤリスペシャルに仕立て上げた、ということなのかも。
私が『コナン』の作画が悪いと言う時は、主にキャラデザの問題だけだったりするのだが、今回のはしっかりと動きが悪い(笑)
人が手を振る単純な動作のリピート作画でさえ、工事現場の腕振り人形並みのぎこちない動きでしか表現できないのだから、明らかに作画崩壊系の絵の悪さ。
今回の話で多用されていて肝とも言える煙の作画も悪く、ほとんどギャグマンガみたいな表現レベルに…
…とはいうものの、ああいう無機質な対象は動画させにくい部類だから仕方ないか。
そもそも、一枚絵としての出来でさえ悪いのだから、動きなんて言わずもがな、ではあるけど。
これを見てると、しっかり動画してるうつのみや理とか沼田誠也とかで作画崩壊というのは贅沢、ってもんだ(笑)
おかげで、キッドを見に“大挙して押し寄せた”群集の数が、
原作の時点から、「無理な事柄を本当っぽく見せてしまうフィクションのリアリティ」が獲得できていなくて、作品に惹き込まれることなく「これは無理だなぁ」と思ってしまうトリックだったのだから、アニメではそこら辺の無理をもうちょっと誤魔化して工夫してほしかったのだけど……やっぱりダメだなぁ…
「夜の群集の中で黒い衣裳を着て目立たせなくする」というトリックを使っているのに、群集や背景の色が明るすぎるほどに明るすぎて、逆に目立ってしまっているというマズイ色彩設計をしている時点で、無理を誤魔化そうなんて思っちゃいないスタッフの姿勢がありありと出ていたし。
ただこれは、「頭に銃を突きつけられて振り向けないままキッドと会話するコナン」という原作のシーンが、アニメでは途中から銃を離してしまって、でもコナンはそんな絶好の機会に振り返りもせずキッドと話を続ける、という不自然な改変がされたのと同様に、お子様に配慮した「目に優しい」色彩設計だったりするのだろうか…?
まぁ、『絶対可憐チルドレン』(アニメはテレ東系)ネタは問答無用で削除されたが(笑)
作画方面がそんなだから、せめて絵コンテ/演出はがんばってほしかったが、なんだか緊張感が感じられない、全体に間延びしたテンポで話が進んでいく…
キャラの誰もがセリフの一字一句、句読点に至るまで丁寧に読んでいるかのようなスローペースで、原作にある描写を無難に引き延ばしているだけなのがモロに分かる。
(でも、永井一郎の演技は素であんなテンポだろうなァ; おかげで、ただではブッ倒れそうにないジイさんがちょっと無理しているだけの演技が、体力ボロボロすぎて本当に倒れそうな感じになってて、ちと違和感)
おかげで「わずか20秒の神業トリック」が実時間2分近くかかっていて、アレ以外のトリックでもいろいろ実現可能になっていてマズイのだが、まぁこれはいつものことか(汗)
誰が担当なのかとスタッフロールを見たら……ああ、やっぱりだ! 『コナン』に合わない作風を持つ男・青木雄三コンテ!(笑)
芸のない引き延ばし策以外は、原作で描かれてある意味をちゃんとアニメ式に直して、盛り上げるところは盛り上げるという理想的な作業がやれているご褒美コンテになるはずなのに、嗚呼コレさえなければ…
ちなみに作画監督は5人がかり。
これは作監と言いつつ、修正してる時間がないから、原画陣の中で少し巧い程度のレベルの人とか手の空いた人がちょこちょこと他の原画の直しを入れてる、っていう意味でしかないのだろうなァ…
そして、さらに恐ろしいのは、コレ、全部国内原画なんですけど!!
…ガンバレ、日本!(笑)
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