Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
ホントに一昔前のアニメの感覚だなぁ、この番組は。
某氏の格言だが、野郎オタクどもの夢を叶える“女の子がいっぱい出てくるハーレム系アニメ”を作る際には、その桃源郷的な恩恵を一人で受ける主人公を(引いては番組自体も)野郎視聴者の嫉妬に近い敵意から逃す必要がある。
最近の萌えアニメでは、「去勢」した鈍感優男を主人公に据えて、ハーレム環境を喜ばしく思わないキャラにすることで敵意を逸らしているけれど、一昔前だと、ハーレム環境にいることにより主人公が何らかのヒドイ被害を受けさせて「代償」を与える形で、「主人公は良い思いをしていない、良い思いができてるのはそれを見ているあなただけ」という感じで視聴者を納得させていたという。
『ケメコ』なんか、まさにその後者のスタイルで、しかも主人公に特に非があるわけでもない時まで「お前が悪い」とばかりにヒドイ目に合わされてる極致を見ていると、敵意どころか可哀相に思えてしまうぐらいだ(笑)
あと、今週のでちょっと思ったのが…
最後の勝負でケメコがムチャしたせいでその場の全員が吹っ飛ばされるという事態になって、その内の一人として伝統的な「お空にキラーン」演出で呆気なく処理されて終わった感のあるたま子が、その3分後…
(←都合により、2場面を編集してあります)
このシーンに大爆笑!!
もうネタ的に使い終わってた感のある2つのシチュが、最後の最後に「まだ出番はあるぜ!」とばかりに登場して再利用されたのが不意打ち気味で意表を突かれたし、時にガラス割って入ってくる異常事態時にきちんと正座して入ってくるギャップがさらに面白く、その瞬間をスロモにしちゃうセンスもOK!
好きだなぁ~
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