Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
レンタルDVDにSeason4が全部揃っていなかったので、飛ばして、Season5を借りてきた。
残りのSeason4はまたの機会に借りたいと思うが、交互に見てたら、薫が結婚していたりしてなかったり、頭の整理が大変だ(笑)
第02話「スウィートホーム」
脚本:古沢良太 監督:森本浩史
「5-11 バベルの塔」が私の初古沢脚本回であり、その後「6-11 ついている女」「6-12 狙われた女」を見て同様の面白さを感じたので、私の中の『相棒』古沢回は「怒涛の勢いで突っ走って面白さを撒き散らし、大雑把に見える割には整合性と巧いフォローが付いている良回」という評価なのだけど、勢いをなくすとこんなものなのか、エピソードの質にしろ量にしろ何か物足りない…(でも、「4-2 殺人講義」と「5-7 剣聖」は勢いなくても面白かったぞ)
薫の「…買っちゃったッ!」宣言と、不審な物音の正体を探るために慣れない豪邸を探索して回る薫・美和子夫妻のオドオドぶりが、今回の面白さのすべてだった気もする。ラブリー(笑)
「オレに任せておけ!」とか言いながら、ガラスを割って侵入してきた犯人に美和子が気付いたのに、サウナで熱唱していて気付かず、「美和子、逃げろ!」と大声で叫んで犯人に美和子の存在をわざわざ気付かせてピンチに陥れてしまう薫ちゃん、マジ役立たず(笑)
第03話「犯人はスズキ」
脚本:岩下悠子 監督:森本浩史
あまりにストレートすぎるサブタイトル、住民の証言の数々をフラッシュバックさせて強調する編集、右京の「真実は極めて残酷なものかもしれません」という意味深な発言、という予告の諸要素を見た時点でオチが分かるという、推理モノ好きの悲しい性分(汗)
御陰様で、見ていてあまり楽しくありませんでしたとさ。
その場にいた全員が犯人って、Season4の同じく3話と被ってるぞ。狙ってるのか?(笑)
「居もしない人間が実際に居るように…」というネタだったら、一人の犯人が多数にそう思わせるように細工していたり、偶然が偶然と重なってそうなる状況が出来上がってしまうという風に持っていく手もあるけれど、私としてはそういう、「虚無の存在を作り上げたのは虚無の意識であった」という押井守的なネタの方が好みかも。
伊丹の薫探知能力がまたまた登場し、「お前はエスパーか」と脚本家がセルフツッコミ入れていたのが、何か可笑しかった。
第04話「せんみつ」
脚本:戸田山雅司 監督:和泉聖治
嘘ばかりつく小悪党が本当の事ばかり言うようになる、というネタを推理モノで使うとしたらこういう手しかない、というオチに辿り着いたストレートな作りになっていた印象がある。
ただ、「千に三つしか本当のことを言わない」犯人のキャラや嘘のつき方・その論理といった肉付けの部分はなかなかに面白く、今回出てきたどの要素を除外してもこういう構成の話以外にはなりえない(今の話、別に入らなくね?とか、今の話があるならこういう伏線がないと変じゃない?というのがない)、というかっちりした作りになっていたのも良かった。
戸田山雅人は、劇場版みたいな勢い勝負の脚本よりも、こういうチマチマとした話を書いた方が面白いじゃないか。
…偶然にも免許書だけ落としてチンピラに身元がバレるってのは、劇場版で犯人を示す証拠をストレートに出しすぎた時みたいなテキトーさを感じる気がせんではないが(汗)
レギュラーキャラの扱いも面白く、三浦にクロースアップしていくネタの使い方とか、特に、伊丹に「オレに向かって言え!」と何度も向き直されてるのに、そのたびに伊丹を無視して薫の方に向き直って鑑識状況を報告し続ける米沢は、漫才みたいで笑った。
第05話「悪魔への復讐殺人」
脚本:櫻井武晴 監督:和泉聖治
『相棒』Season1~3をパワーで引っ張って支えていた亡き砂本量が作った話の続編を、今『相棒』をテーマで引っ張って支えている櫻井武晴が書き継ぐ、というのは、『相棒』の時代の移り変わりを感じさせてくれる。
「いや、Season1~3でも櫻井武晴がテーマで支えてたじゃん」というツッコミはなしね(汗)
中身はものの見事に櫻井脚本世界観。書き継いだというよりは、精神鑑定をネタにしたかったので、過去の話から使えるネタを拾ってきた、というだけの感じはする。
「4-4 密やかなる連続殺人」から続く話だが、私は砂本脚本のパワーに惹かれていたので、この続編については別段どうとも思わないなー
面白いけど、心底ハマってる「密やかなる~」で感じた衝撃性を求めて比較してしまうのが、私の悪いクセ(笑)
残りのSeason4はまたの機会に借りたいと思うが、交互に見てたら、薫が結婚していたりしてなかったり、頭の整理が大変だ(笑)
第02話「スウィートホーム」
脚本:古沢良太 監督:森本浩史
「5-11 バベルの塔」が私の初古沢脚本回であり、その後「6-11 ついている女」「6-12 狙われた女」を見て同様の面白さを感じたので、私の中の『相棒』古沢回は「怒涛の勢いで突っ走って面白さを撒き散らし、大雑把に見える割には整合性と巧いフォローが付いている良回」という評価なのだけど、勢いをなくすとこんなものなのか、エピソードの質にしろ量にしろ何か物足りない…(でも、「4-2 殺人講義」と「5-7 剣聖」は勢いなくても面白かったぞ)
薫の「…買っちゃったッ!」宣言と、不審な物音の正体を探るために慣れない豪邸を探索して回る薫・美和子夫妻のオドオドぶりが、今回の面白さのすべてだった気もする。ラブリー(笑)
「オレに任せておけ!」とか言いながら、ガラスを割って侵入してきた犯人に美和子が気付いたのに、サウナで熱唱していて気付かず、「美和子、逃げろ!」と大声で叫んで犯人に美和子の存在をわざわざ気付かせてピンチに陥れてしまう薫ちゃん、マジ役立たず(笑)
第03話「犯人はスズキ」
脚本:岩下悠子 監督:森本浩史
あまりにストレートすぎるサブタイトル、住民の証言の数々をフラッシュバックさせて強調する編集、右京の「真実は極めて残酷なものかもしれません」という意味深な発言、という予告の諸要素を見た時点でオチが分かるという、推理モノ好きの悲しい性分(汗)
御陰様で、見ていてあまり楽しくありませんでしたとさ。
その場にいた全員が犯人って、Season4の同じく3話と被ってるぞ。狙ってるのか?(笑)
「居もしない人間が実際に居るように…」というネタだったら、一人の犯人が多数にそう思わせるように細工していたり、偶然が偶然と重なってそうなる状況が出来上がってしまうという風に持っていく手もあるけれど、私としてはそういう、「虚無の存在を作り上げたのは虚無の意識であった」という押井守的なネタの方が好みかも。
伊丹の薫探知能力がまたまた登場し、「お前はエスパーか」と脚本家がセルフツッコミ入れていたのが、何か可笑しかった。
第04話「せんみつ」
脚本:戸田山雅司 監督:和泉聖治
嘘ばかりつく小悪党が本当の事ばかり言うようになる、というネタを推理モノで使うとしたらこういう手しかない、というオチに辿り着いたストレートな作りになっていた印象がある。
ただ、「千に三つしか本当のことを言わない」犯人のキャラや嘘のつき方・その論理といった肉付けの部分はなかなかに面白く、今回出てきたどの要素を除外してもこういう構成の話以外にはなりえない(今の話、別に入らなくね?とか、今の話があるならこういう伏線がないと変じゃない?というのがない)、というかっちりした作りになっていたのも良かった。
戸田山雅人は、劇場版みたいな勢い勝負の脚本よりも、こういうチマチマとした話を書いた方が面白いじゃないか。
…偶然にも免許書だけ落としてチンピラに身元がバレるってのは、劇場版で犯人を示す証拠をストレートに出しすぎた時みたいなテキトーさを感じる気がせんではないが(汗)
レギュラーキャラの扱いも面白く、三浦にクロースアップしていくネタの使い方とか、特に、伊丹に「オレに向かって言え!」と何度も向き直されてるのに、そのたびに伊丹を無視して薫の方に向き直って鑑識状況を報告し続ける米沢は、漫才みたいで笑った。
第05話「悪魔への復讐殺人」
脚本:櫻井武晴 監督:和泉聖治
『相棒』Season1~3をパワーで引っ張って支えていた亡き砂本量が作った話の続編を、今『相棒』をテーマで引っ張って支えている櫻井武晴が書き継ぐ、というのは、『相棒』の時代の移り変わりを感じさせてくれる。
「いや、Season1~3でも櫻井武晴がテーマで支えてたじゃん」というツッコミはなしね(汗)
中身はものの見事に櫻井脚本世界観。書き継いだというよりは、精神鑑定をネタにしたかったので、過去の話から使えるネタを拾ってきた、というだけの感じはする。
「4-4 密やかなる連続殺人」から続く話だが、私は砂本脚本のパワーに惹かれていたので、この続編については別段どうとも思わないなー
面白いけど、心底ハマってる「密やかなる~」で感じた衝撃性を求めて比較してしまうのが、私の悪いクセ(笑)
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