Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
スペシャル番組ばかりでお気に入りの番組休止しまくって寂しいこの時期に、再放送とツタヤの半額セールで、一気見ですよ。
ストーリーのテンポや勢いに魅力があって、そこにキャラ同士の関係やインテリ的なトリビアを交えてさらに面白さを加えているような構成になっているSeason6から入った身が土曜ワイド劇場版やSeason1を見てみたわけですが…
まさかここまで登場人物のキャラクターの魅力をゴリ押ししてくる作品として始まったとは、思いも寄らなかった。
もちろん、Season6でも、登場人物の魅力が面白さを牽引するパワーは、忘却されることなく存在しているから、この始まり方もごもっともな話ではある。
ただ、右京のキャラクターに合わせるかのように、冷静沈着&豊富な知識量でストーリーを紡いでいる正統派推理モノである『相棒』だから、てっきりストーリー重視の作品に、段々キャラクターの魅力が宿っていった類の作品なんだろうと想像していたもので。
勝手に邪推してしまうのが、ボクの悪い癖です(笑)
キャラクターとストーリー、コミカルとシリアス、それぞれ双方の面白さを両立させているという驚異的な物語構成力を端的に示しているのが
…というか、
単に私がそう感じさせられたのが、Season1の最後の最後で出てきた、亀山のセリフだよなぁ~
警視庁から運転免許センターに左遷させられることになって、警察庁の偉いさんである小野田の便宜で捜査一課に戻してもらえることになった時に、「そういうのは、何かイヤです」とやんわり断る正直さを見せるも、同棲相手の美和子に「将来のこと考えろ!」と突かれて、「舌の根も乾かぬうちになんですが…」と再び小野田に頼みに行くおバカな正直さを発揮した亀山が、権力を盾に自分の殺人を揉み消し続けてのうのうと甘い汁を吸い続けてきた元官僚が、権力者であるからという理由で逮捕できないと知って、このまま捜査を続ければクビになるということを覚悟で証拠探しに向かおうとした際、小野田に「捜査一課に戻らなくていいの?」と訊かれた後の言葉…
「運転免許試験場が、オレを待ってますので…!」
よくあるパターンのカッコつけのセリフだが、待っているのが運転免許試験場というカッコ悪いイメージしかない場所であり、しかもビミョーに文字数が長いのがマヌケ感があるというのが可笑しい。しかし、そういうカッコ悪い場所に行く運命になっても正義を貫こうとするのがカッコ良く、言っちゃ悪いが、バカ正直なキャラクターからするとお似合いの場所にも思え、自分の性に合っている道を行きたいという決意表明にもなっていて……
とにかく可笑しさとカッコ良さが同時に襲ってくるという亀山のキャラクターにピタリと合ったセリフになっているのが驚異的だわ。
ストーリーのテンポや勢いに魅力があって、そこにキャラ同士の関係やインテリ的なトリビアを交えてさらに面白さを加えているような構成になっているSeason6から入った身が土曜ワイド劇場版やSeason1を見てみたわけですが…
まさかここまで登場人物のキャラクターの魅力をゴリ押ししてくる作品として始まったとは、思いも寄らなかった。
もちろん、Season6でも、登場人物の魅力が面白さを牽引するパワーは、忘却されることなく存在しているから、この始まり方もごもっともな話ではある。
ただ、右京のキャラクターに合わせるかのように、冷静沈着&豊富な知識量でストーリーを紡いでいる正統派推理モノである『相棒』だから、てっきりストーリー重視の作品に、段々キャラクターの魅力が宿っていった類の作品なんだろうと想像していたもので。
勝手に邪推してしまうのが、ボクの悪い癖です(笑)
キャラクターとストーリー、コミカルとシリアス、それぞれ双方の面白さを両立させているという驚異的な物語構成力を端的に示しているのが
…というか、
単に私がそう感じさせられたのが、Season1の最後の最後で出てきた、亀山のセリフだよなぁ~
警視庁から運転免許センターに左遷させられることになって、警察庁の偉いさんである小野田の便宜で捜査一課に戻してもらえることになった時に、「そういうのは、何かイヤです」とやんわり断る正直さを見せるも、同棲相手の美和子に「将来のこと考えろ!」と突かれて、「舌の根も乾かぬうちになんですが…」と再び小野田に頼みに行くおバカな正直さを発揮した亀山が、権力を盾に自分の殺人を揉み消し続けてのうのうと甘い汁を吸い続けてきた元官僚が、権力者であるからという理由で逮捕できないと知って、このまま捜査を続ければクビになるということを覚悟で証拠探しに向かおうとした際、小野田に「捜査一課に戻らなくていいの?」と訊かれた後の言葉…
「運転免許試験場が、オレを待ってますので…!」
よくあるパターンのカッコつけのセリフだが、待っているのが運転免許試験場というカッコ悪いイメージしかない場所であり、しかもビミョーに文字数が長いのがマヌケ感があるというのが可笑しい。しかし、そういうカッコ悪い場所に行く運命になっても正義を貫こうとするのがカッコ良く、言っちゃ悪いが、バカ正直なキャラクターからするとお似合いの場所にも思え、自分の性に合っている道を行きたいという決意表明にもなっていて……
とにかく可笑しさとカッコ良さが同時に襲ってくるという亀山のキャラクターにピタリと合ったセリフになっているのが驚異的だわ。
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