Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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こういう作品分析本とか論評本とかは、新たな視点からの面白さを気づかせてくれたり、自分の知らない作品情報が手に入ったりするから、読むの好きなんだ。
そうかそうか、「5-9.殺人ワインセラー」とか「6-14.琥珀色の殺人」に出てきたあの酒種の数々は実在しないのか、そうかそうか…
…あれだけ「詳しく調べてるなァ~」と感心した感想を書いてたのが、ひどく滑稽だ(汗)
ていうか、ネットが発達したこのご時世なんだから、自分で調べなさいよ、という話がないではないが(汗)
いろいろな作品情報が載っていてありがたいし興味深いのだけど、でも文章とか章立ての構成は感心しない。
「数字で読む『相棒』マトリックス」という章にかなりのページを割いてあるのだけど、なぜ『相棒』を数字を読み解かなきゃならんのか、その必然性がよく分からない。結局、各話の話題がバラバラに出てきてまとまりがなくなってしまってるし。
そして、そういう章立てを作って小節ごとにテーマを出して分析してるのに、どの章でも事あるごとに「(テーマとは関係ないが)この話では、この部分がなかなか面白い」という所感じみた記述が出てきて、脱線しまくってるのが、『相棒』ファンのための作品分析アイテムというよりは、著者の随想になってるようだし。
…まぁ、私も似たようなものか、それ以下の文章をこのブログで書いているので、真っ向から批判する筋合いなんてあるはずもないんだけど(汗)
それに、こういう類の本で、どういう構成にしたり、どういう話題をネタにまとめるかは著者の自由の部分もあるし、私個人には合わなかったということだけ。
ただ…
サブタイトルの打ち間違えが多いのは、誰が見たって納得できないぞ。
たぶんパソコンで各項目の様式をコピーアンドペーストして書いているので、それでコピー元のサブタイトルを直し忘れてこんなことになっているんだろう。
おかげで、「6-19.黙示録」の説明しているのにそのサブタイトルが「6-18.新・Wの悲喜劇」…
日本の死刑制度の問題点を炙り出し、事件を取り巻く人々の悲劇のドラマを描く社会派のお話に、「なんで歯磨きのチューブ、真ん中から押すねんッ!? お尻から押さんかい!! あと、目ェ開けたまま寝るなッ!!」というしょーもなさすぎる理由で夫婦がドタバタの殺人計画を練る話のサブタイトルが付いてるのは、あまりにもあんまりだろうて!!(笑)
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