昨年末からの新OP。ますます本編のイメージから離れていくオープニングアニメ。
BJが火山谷に飛び込んで女性を間一髪で助け出すって、どんな冒険モノですか?
歌のイメージにムリヤリ絵を合わそうとするから変になるのであって、歌詞関係なくリズムだけ考慮して『BJ』のイメージに染めてしまえばいいのに。
あと、『コナン』みたいな冒頭の煽りダイジェストはどうも好かん。
なぜ急にそういう形式にしたんだろう。
それから、原作のサブタイトルとわざわざ違ったサブタイトル付けるようになりましたね。
1年目はなるべく原作に沿って付けてたのに…
原作軽視が加速しているような気がして不安なんですが。
そして不安は今回見事的中して、BJの過去に関わる重要な回なのに、原作を骨格から改変しまくって、見るも無残な結果に…
ピノコとゲラの時は巧くやってくれたのに、ここにきて何故…
今回のキモは「BJに移植するために皮膚が切り取られた部分が~」というところでしょうが。
だからBJとタカシは会っちゃいけないの。
それをわざわざ再会させて、あろうことかそのキモの部分をバッサリ切り落とすなんて…
どうしても会わせたいなら、それに合わせて話をいじった方が作品として巧く成り立っただろうに。
親友との再会という喜ばしいイメージにせずに、かつては親友だったが今は自然保護テロリストのタカシと人の命を救う医者のBJという敵対する道を歩んでしまった二人が顔を合わせたことで生まれる葛藤と衝突という流れに持っていくとか。
環境汚染をクロースアップするなら、再会場所は環境汚染の恩恵の塊である遊園地じゃなくて別の場所に、とかそこら辺の気配りも欲しい。
原作軽視云々だけじゃなくて、そういうドラマとしての基本的なところも出来てないから、面白くないんだよなァ…