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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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 追悼の意味があるのか、故・峰岸徹が出演していた回のタイムリーな再放送。
 ただ、そろそろ寒くなってきて暖房器具が欲しくなってきたころにこのネタとは、その意味でも時機が合ってるなぁ~
 新規購入しづらいじゃないかッ!(笑)


 サブタイトルからも分かる通り、電気ヒーターが重要なアイテムになっているのだけど…
 …オリジナル商品という扱いなので、デザインが著作権に引っかからないよう美術スタッフが一生懸命作った(あるいは加工した)んだろうが、ディティールがビミョーに詰められてなくて、どこか安っぽさが感じられるのが哀愁漂わせてるなァ(汗)
 ヒット商品の器じゃないかも(笑)


亀山「責任のなすり付け合いじゃないですかッ!!」
 この問題提起的なセリフで分かる櫻井脚本臭(笑)

 不祥事を会社ぐるみで揉み消すために殺人を犯したのでは……という規模とインパクトのデカいネタを投下しながら、結局それはミスリードでしたー、というオチは何か拍子抜けな気はする。
 そもそも、今話で起こった様々な事件がある一つの黒い陰謀に収斂されていくのではないか、という期待を持たせる構成だったのに、放火事件と殺人事件と隠蔽事件それぞれの犯人が別々だったというのは、巧くまとめられていないという評価を下すことも可能だとは思う。

 ただ、殺人事件と隠蔽事件を切り離したことで、別の犯人が起こした殺人を隠れ蓑にして隠蔽した人間が捕まりもしない、というテーマが重くのしかかってくるようになったのは確かで、社会派ネタを扱うときの櫻井脚本でよく使ってる手口だ(笑)
 あと、某国の諜報機関とか浮世から遠い閉鎖的組織とかじゃないんだから、殺人なんて大層なものは、組織の秘密を隠蔽するために使う、なんてことはそうあることではないというのがフツーの感覚で、現実の大概の殺人は金目当てか、もしくは愛憎こもった感情的な、場当たり的なものであることが多いので、その辺の現実感覚でリアル感は出ているようにも感じられる。

 なんだかんだで櫻井脚本は、私の面白さ感覚を巧いこと突いてくれるなァ(笑)

 …とはいうものの、結局は投げっぱなしで終わった感じの隠蔽事件についてのテーマを重々しく提示しながら、その横で本当の犯人に関わるネタを絡めて良い話っぽく〆たように見せかけるラストは、何かズレた感じがしはする。

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