しまった!
先週「次回も青野作監」とか言ってたのに、違うじゃん!
ああ、恥ずかしや勘違い!
でも、驚いたコナンの表情とか疑惑を持った蘭の顔とかの原画は良く描けてたんだよなぁ…
(ただし、中割りは相変わらずダメダメ)
普段の演出とシナリオの低調ぶりに慣れきってしまったせいだろうか、今回はところどころ面白いと思えるところがあった。
まぁ、面白いと言っても、基本的にギャグパートだしな、前半。
だったら、イチバン笑える毛利小五郎撃退劇にはもうちょっと力入れて欲しかったが。
面白いと思ったのは、3人の容疑者のところに訪ねていくときのBGMが毎度毎度同じだったこと。
手抜きとしか思えないし、芸が無いけど、反復がなんか面白かった。
何とかして欲しいと思ったのは、被害者の愛人と目暮の通話時のやり取り。
原作では目暮が会話の優位に立っているという雰囲気を醸し出すセリフがあったけど、そのセリフが削られてたんで、ただでさえ愛人が都合よく電話かけてくるというマヌケな展開なのに、目暮が重要参考人に協力させる材料もないままフツーに会話するというさらにマヌケな図になっていた。
目暮警部や、そんなことでは電話切られまっせ。
もうひとつ何とかして欲しいと思ったのは、ラストのシーン。
原作2話分をきちんと今回1回分に収めているのに、そこまで話を進めたのなら、ラストは原作と同じく、蘭の抱く「コナンと新一が通じている」という勘違いな疑惑が「コナン=新一」の疑惑にまで発展したということを示す端的な描写をいれるべきじゃないのか!?
なんで次回への引きが「一体どうやってダイアルロックを解除したんだ!?」という点だけなんだよー!!
蘭の疑惑の進展も盛り込んどけば、一粒で二度美味しい話になってたのに。
ただ「屋根裏で誰が何やってんの!?」というシーンを入れて次回への引きにしていたのはナイス判断。