Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
1週遅れだけど、まぁいいか…
『アイ・アム・レジェンド』が公開され、『仮面ライダー牙』が始まったことに影響されまくっているかのような内容。
他作品のアイデアに頼った安易な企画というべきか、タイムリーなネタを拾ってくるドラえもん的な姿勢というべきか…
22世紀で、コンピューターウイルスにより全てのロボットが吸血鬼化して暴れまくって世界が破滅し、吸血鬼ウイルスの弱点であるメロンパンを武器に最後まで残っていたドラミも餌食となってしまい、21世紀のアニキ(=ドラえもん)も犠牲にしようとするけど、弱点の日光に邪魔されまくって、ジャイアンたちになめられまくる…という、分かるような分からんようなオリジナルストーリー。
だから、なんでユートピア的な『ドラ』世界の22世紀がこんなに脆弱なんだ!?
トーキョーだけならいざ知らず、世界中が完全に制圧されてしまうって、どれだけセキュリティがなってない未来なんだ!?
ドラミが関わってくる話だったら、何やったっていいと思ってるのだろうか?
というか、リニュ『ドラ』の22世紀は、もうそういう方針で行く気か?
まぁ、吸血鬼(=ホラー)ネタにしたがってるくせに、恐怖感や緊張感を一切出してないのは、もうこの際どうでもいいだろう。
演出力云々の問題ではなくて、もう放送コードと局側の意向に則って意図的に外してる。
でも伏線が解消される瞬間の意外性を台無しにしてしまっているユルい作りは一体何なんだ!?
「そうか!メロンパンが吸血鬼の弱点なんだ!」というセリフと演出が、なんで3回も出てくるんだよ!? クドいわ!
…いや、その設定自体もどうかと思うけど。
ドラミが吸血鬼になってしまった受け入れがたい事実もすんなりドラえもんたちに認められてしまった上に、吸血鬼の弱点晒しまくってちっとも恐怖感っぽいものがない場面で、ジャイアンたちがあの世のものに出会ったかのように恐怖しまくるし。
どうせ『アイ・アム・レジェンド』にあやかるなら、同じ原作から作者がインスピを得たSF短編の『流血鬼』のネタをちょっとは下敷きにすれば良かったのに…
いや、アレをそのままやったら、とても『ドラえもん』にならないのは分かっているけど、何らかのエッセンスを引っ張ってきてだねぇ…
『流血鬼』に出てくる吸血鬼たちに、血を吸う理由だとか日光や十字架が嫌いな理由だとかに、何らかの科学的な説明をつけていたのに比べて、今回の話ってかなりファンタジーなんだもの。
ウイルスみたいなあやふやな悪影響しか出さないものがなぜきっちり吸血鬼になってしまうのかの説明はなくて「そういう設定だ、納得しやがれ」のレベルだったし、ロボットのはずなのに日光浴びたら砂になるし。
せめてコンピューターウイルスがどういうものかというのをトリビア的に説明してくれれば、ちょっとは『ドラえもん』っぽい知的好奇心を満たせただろうに……『ブリキの迷宮』ぐらいの親切心はないのか?
ただ、そんな子どもも見向きしないような子供だましのどーしょもない話の中で、ちょっとした
吸血鬼化したドラミが日光に当たれずに日陰で「あぅ~」と困ってウジウジしている様が、意外な萌え要素に…
…っていうか、洗脳されて従順になってしまって親しい人間を襲わなくてはならない、という背徳的な設定自体が、何かしらのニッチ的な萌え要素だったりする(^^;)
ジャイアンの歌としずかちゃんのバイオリンを最終兵器にしてしまうのはかなり安易ではあるけど、助かったのに「しかしヒドい音だ!」と助かった後も被害を受け続けてしまう、というヒドいオチは、ある意味藤子F作品らしい。
…でもそれはただ“らしい”だけで、根本的には面白さに繋がってないんだけどさ。
『アイ・アム・レジェンド』が公開され、『仮面ライダー牙』が始まったことに影響されまくっているかのような内容。
他作品のアイデアに頼った安易な企画というべきか、タイムリーなネタを拾ってくるドラえもん的な姿勢というべきか…
22世紀で、コンピューターウイルスにより全てのロボットが吸血鬼化して暴れまくって世界が破滅し、吸血鬼ウイルスの弱点であるメロンパンを武器に最後まで残っていたドラミも餌食となってしまい、21世紀のアニキ(=ドラえもん)も犠牲にしようとするけど、弱点の日光に邪魔されまくって、ジャイアンたちになめられまくる…という、分かるような分からんようなオリジナルストーリー。
だから、なんでユートピア的な『ドラ』世界の22世紀がこんなに脆弱なんだ!?
トーキョーだけならいざ知らず、世界中が完全に制圧されてしまうって、どれだけセキュリティがなってない未来なんだ!?
ドラミが関わってくる話だったら、何やったっていいと思ってるのだろうか?
というか、リニュ『ドラ』の22世紀は、もうそういう方針で行く気か?
まぁ、吸血鬼(=ホラー)ネタにしたがってるくせに、恐怖感や緊張感を一切出してないのは、もうこの際どうでもいいだろう。
演出力云々の問題ではなくて、もう放送コードと局側の意向に則って意図的に外してる。
でも伏線が解消される瞬間の意外性を台無しにしてしまっているユルい作りは一体何なんだ!?
「そうか!メロンパンが吸血鬼の弱点なんだ!」というセリフと演出が、なんで3回も出てくるんだよ!? クドいわ!
…いや、その設定自体もどうかと思うけど。
ドラミが吸血鬼になってしまった受け入れがたい事実もすんなりドラえもんたちに認められてしまった上に、吸血鬼の弱点晒しまくってちっとも恐怖感っぽいものがない場面で、ジャイアンたちがあの世のものに出会ったかのように恐怖しまくるし。
どうせ『アイ・アム・レジェンド』にあやかるなら、同じ原作から作者がインスピを得たSF短編の『流血鬼』のネタをちょっとは下敷きにすれば良かったのに…
いや、アレをそのままやったら、とても『ドラえもん』にならないのは分かっているけど、何らかのエッセンスを引っ張ってきてだねぇ…
『流血鬼』に出てくる吸血鬼たちに、血を吸う理由だとか日光や十字架が嫌いな理由だとかに、何らかの科学的な説明をつけていたのに比べて、今回の話ってかなりファンタジーなんだもの。
ウイルスみたいなあやふやな悪影響しか出さないものがなぜきっちり吸血鬼になってしまうのかの説明はなくて「そういう設定だ、納得しやがれ」のレベルだったし、ロボットのはずなのに日光浴びたら砂になるし。
せめてコンピューターウイルスがどういうものかというのをトリビア的に説明してくれれば、ちょっとは『ドラえもん』っぽい知的好奇心を満たせただろうに……『ブリキの迷宮』ぐらいの親切心はないのか?
ただ、そんな子どもも見向きしないような子供だましのどーしょもない話の中で、ちょっとした
吸血鬼化したドラミが日光に当たれずに日陰で「あぅ~」と困ってウジウジしている様が、意外な萌え要素に…
…っていうか、洗脳されて従順になってしまって親しい人間を襲わなくてはならない、という背徳的な設定自体が、何かしらのニッチ的な萌え要素だったりする(^^;)
ジャイアンの歌としずかちゃんのバイオリンを最終兵器にしてしまうのはかなり安易ではあるけど、助かったのに「しかしヒドい音だ!」と助かった後も被害を受け続けてしまう、というヒドいオチは、ある意味藤子F作品らしい。
…でもそれはただ“らしい”だけで、根本的には面白さに繋がってないんだけどさ。
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