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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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 想像以上の引き延ばしっぷりで、見ていてかなり疲れる。
 30分も持たせられない長さの原作を何とか持たせるように引き延ばす策を、悲劇に向かってジワリジワリと進んでいく緊張感を生み出す演出として機能させようとする意図は正解だと思うが、今回はクドいぐらいに引き延ばしているので冗長感の方が目立ってしまって逆効果でしかない。

 準レギュラーが死亡するという衝撃の展開にして、しかしこうしなければ前には進めない・これがあるから次に進めるんだという区切りの話にもなるストーリー構成なので、見た後にかなり寂寥感からくる読了の満足感があるはずなんだけど…
 このアニメであのキャラがそこまで視聴者感情に影響するポジションを手にするまでだったのか、ちょっと疑問。
 マンガの読者層とアニメの視聴者層はビミョーにズレてるからなぁ、マンガとして考える段には人気が出るキャラやストーリーだっただろうけど、アニメ的に直せていたかはちょっと…

 「死を悼む」という感じで、総集編っぽく過去話数の回想で引き延ばすのは、ちょっとした工夫だと思うけど、ほとんどシーンカット無しで映像を垂れ流すのはやめてくれんかなぁ…
 今回の話だけ見てたら繋がりがよく分からなくて、しかも分からないまま長い時間見せ付けられるのだし、今回の話に繋がらない箇所の描写やセリフまで視聴者が受け取らなきゃいかんので、見ていて頭が痛い。
 っていうか、また回想シーンへの導入部分が唐突で(せめてフェードイン効果ぐらい付けてよ)、回想に入った意味が一瞬見えにくいし。



 というわけで、ほぼ半年も引っ張ってきた「赤と黒のクラッシュ」編も、今回で終わり。
 単行本で一気見してきた身分から言わせてもらえば、正直言って、この話は3月中に終わらせておくべきものだっただろう。
 病院での組織とFBIの駆け引きは、矢継ぎ早に繰り出される組織の作戦にFBIが対応しつつも翻弄されるという、一種のパニック感から来る緊張で読者の興味を引っ張っていた部分が(単行本で読んでいた分には)あったから、アニメみたいに毎回延ばし延ばしでやっていたのでは、そこらへんの面白さが出てくるわけもなく…

 面白さを犠牲にしてまで引き延ばして話数を水増ししなければならないというレベルなんだろうね、今のアニメ版は。
 オリジナル要素をぶち込んで中身の充実を図ろうとしても、原作が密かに貼っている伏線がオリジナル要素で台無しになったり、伏線として使えなくなったり(改変で伏線自体がなくなったり)するおそれがあるから無理というので、作る側としてはなかなか辛いところ。

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