8/10-A「流しサラリーマンそうめんだゾ」
脚本:うえのきみこ 絵コンテ・演出:横山広行 作画監督:針金屋英郎
『クレしん』で時たまある、ひろしの取引先に遊びに誘われて、取引先の人の趣味に付き合わされたら、仕事に関係してきて、ひろしたちが遊びにマジになる、という話。
ここまではよくあるパターンで、今回は趣味の題材が「流しそうめん」だったということだけなのだが、なんでこの後の日付の放送で『ドラえもん』でも流しそうめんネタが出るのかな…?
流しそうめんを取る、ということに関して、しんのすけが全く活躍しなかったのは、このパターンの話の中では珍しいかも。
最後にしんのすけがおいしいとこ持ってたり、解決のキーになるのは、このパターンのセオリー通りだが。
8/10-B「水もしたたるシロだゾ」
脚本:きむらひでふみ 絵コンテ・演出:横山広行 作画監督:間々田益男
台風の日に、野原家の玄関が浸水の危機に見舞われ、玄関内に小屋ごと避難させられていたシロが必死に被害を食い止めようとするのだけど、そんな事態になってるとは露程も知らないしんのすけたちにお漏らししたと勘違いされ、散々な扱いを受ける、という話。
シロ中心回で個人的に嬉しいのだが、やっぱり扱いが良くないシロである(汗)
ただ、最後の最後には誤解も晴れて、野原家全員から「ありがとう、シロ」と礼を言われるのは、珍しくもあり、シロびいきの身としては嬉しくなるラストだったなァ~
8/24-A「スキマにはまったゾ」
脚本:川辺美奈子 絵コンテ:義野利幸 演出:平井峰太郎 作画監督:原勝徳
マサオくんのアクション仮面人形が、手では取れないところに挟まってしまい、かすかべ防衛隊でアイデアを出し合って、何とか取り出そうと画策する話。
しんのすけが助っ人として呼んで来たら、シロだった、とか、最近シロの出番が増えている気がする。
ついでにザリガニ2匹も登場して、ある意味、動物回みたいな感じになっているな。
怒りで作画がカクカクになった風間君に、水を浴びせたら、スッキリして顔がキラリンッと光るとか、義野利幸コンテと原作監のお遊びが楽しい回だな。
8/24-B「夏の帰り道だゾ」
脚本:阪口和久 絵コンテ・演出:平井峰太郎 作画監督:木村陽子
仕事からの直帰で早帰りしたひろしが、偶然鉢合わせたしんのすけと一緒に家に帰る話。
シロがまたまた登場。出番が増えてる気がする。
ひろしが水切りを始めたら、しんのすけの方が水切りが数倍上手かった、ってのは、しんのすけのハイスペックを考えるとさもありなんだが、ひろしの方が年季入ってそうなのでアドバンテージ発揮しても良さそうな感じもする。
全体的に夏の夕時の穏やかな雰囲気で話が進むが、ひろしの髪の毛の話題になった時だけ、構図や雰囲気の勢いが違ってきて、面白かったな。
8/31-A「夫婦の危機を相談されるゾ」
脚本:翁妙子 絵コンテ・演出:高橋渉 作画監督・原画:高倉佳彦
ミッチーとヨシリンが、それぞれ相手の浮気を疑って、夫婦仲が急速に危機を迎える話。
野原家に招かれた際、誰も何も言及しないけど、ミッチーとヨシリンがいつも来ているハートマーク入りのシャツが、きちんとというか、二人の気持ちに合わせてヒビ入りマークに代わっていたのが、何気にツボだった。そのことに誰も何も言わないから余計に。絵コンテ側か作画側が気を利かせたのかな?
8/31-B「まさかの時に備えるゾ」
脚本:翁妙子 絵コンテ・演出:高橋渉 作画監督・原画:大森孝敏
まさか震災のコトに暗に言及するとは…
シロが空を見上げる絵ヅラが良かったな。