Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
「第1話放映から1ヶ月近く経ってしまったというのに、何言ってんだ、キミ?」と言われんばかりのエントリーだけど(汗)、見ていて一言申したくなる作品があったので、どうしても記してみたくなった。
『ななついろ☆ドロップス』
どこぞで「少女マンガチック」と評されていたが、引っ込み思案な夢みる乙女が、誰にも内証で魔法を使って行動を起こす、というのは、確かに児童向け少女マンガ的であり、往年の女児向け魔女っ子・魔法少女アニメ的でもある。
ヒロインの言動や思考も、小学生のそれとしての説得力があるので、懐かしくもある。
…が、これが高校生キャラという設定なんだから、どうしたものか(汗
見ていてイライラするんですが…
そのキャラ設定を下敷きにでもしているせいか、演出がタルくて辛い。
ヒロインが主人公に水をかけてしまうシーンで、
すもも「す、すみません! 私、どうしたら…シクシク」
正晴「ちょ、ちょっとぉ…」
撫子「どうしたのすもも? アンタが泣かせたのね!」
正晴「ええッ!?」
すもも「ち、違うの~」
という単純なやり取りに2分近く使うのは(雰囲気作りとテンポ統一のためとはいえ)勘弁してほしかったし、売りのSDキャラだって「ええーッ!? そこで使っといて、なんでさっきのシーンでは使わなかったの!?」という使い方が多かった。
同じような雰囲気やテンポでも、ゲスト絵コンテ家が担当した2話の方がまだ見れたものだった。が、それはそれで情けないぞ監督(笑
ついでの余談だけど、ユキちゃんは、正体を鑑みなければ、可愛くていいなぁ~(笑
『ぽてまよ』
粗めに描かれた背景に、すっきりとして単純なキャラデザを見るにつけ、テレ朝土曜17時台にやっていた平成版『モーレツ!ア太郎』とか『丸出だめ夫』とか、あるいはフジの『キテレツ大百科』を無性に思い出してしまい、その上、変な生き物の出現で日常が掻き回されるという設定で「これは『少年アシベ』ですな」と結び付け、その生き物のライバル的生き物が出てくれば「ああ、『三丁目のタマ』ね」と連想してしまうなど、無条件に昔の純然たる子ども向けアニメ作品とダブらせて懐かしんでしまうので、正当な評価は最早不可能(笑
まったり感が観るのに負担なくて楽だし、少々のオタクが喜ぶ要素に目を瞑れば、夕方に放送してもいいのでは、と思うほど。
放送2回目のBパートで、テレビの踊りに合わせているぽてまよの動きが、個人的に何かツボだった。
『CODE-E』
誰にも期待されずに放送開始し、実際に、誰も期待できない中程度の質に仕上がったオリジナル作品…(汗
それでも、設定がけっこう私好みのものでね。
この電子機器隆盛の時代に、電子機器が逆に生活の枷になってしまう人間を放り込むという設定は、ちょいと工夫すればテーマ性が出せるなぁ、とか思ったり。
それに、ベタではあるけれど、如何様にでも物語を進行させることができる人物配置に感心してしまって。
特殊体質がバレないかとビクビクしながら生活する主人公に、特殊体質にだけ興味を持って強引に近付いていく探求一筋の科学バカを絡ませ、さらに主人公とバカの関係を誤解して嫉妬心を燃やして対抗してくる幼馴染を置き……という情報交通の錯誤しか生み出さない環境が物語の推進力になっていきそうなのが、想像するだけで心地良い…
…が、その設定を基にして仕上がった作品は、どうにもパッとしない。
インストゥルメンタルのOPが作品内容に合ってないのは元より、脚本と演出の向かう方向がそれぞれチグハグ。
脚本は「ギャグに力を入れてハイテンションで映像化してくれ」と主張しているのに、演出は至極落ち着いたトーンで堅実で、どちらかというとマジメというのが…
例えば、「あなたの体に興味があります」宣言のシーンで「(…この人、変態か!?)」と内心思って怯えている主人公の表情は、本気で怯えさせた表情ではなく、ちいと崩したギャグ顔にするぐらいがちょうどいいと思った(ギャグ顔を出さないという方針ではないようだし)。
それに、科学バカが主人公を研究に参加させようと追い回すシーンは、科学への情熱に支えられた真剣さによってしつこく追い回してるようには見えず、落ち着いた演出のせいで、単なる不気味なストーカーと紙一重のキャラクターになってしまっているし…
脚本を活かすならテンション高く演出した方がいいし、演出様式に合わすなら脚本はもう少し大人しくしておいた方がいいと思うので、そのどちらにも統一できていない現状はかなり不満…
繰り返すけど、設定は好きなんだよなぁ… あと、主人公がキョドキョドしたメガネっ娘というのもポイント高し(笑)
あと、言うまでもないけど、全体的に古臭い感じしかしないアニメだよね、コレ(笑)
『さよなら絶望先生』
『ぱにぽにだっしゅ』から続くいつもの新房演出。
これが監督の求める演出の極致と言うわけでもあるまいし、もうそろそろいい加減、この手法から脱却してもいいんではないのか?…と思ったり思わなかったり。
原作通りだけど、2話のネタは面白かった。この手の問題生徒の解決策のフォーマットをすべて逆転させてしまった(引き篭もり生徒には一生引き篭もることを極端な方法で強制し、恐怖心から部屋を抜け出させる、愛に溺れたストーカー生徒には心中という方法を教授した上、ストーカーを量産する)という点が。
『ドージンワーク』
誰もがBパートの実写こそが本編と主張する変則アニメ番組。
しかし、ネットラジオにあまり親しまず、さんまや紳介やたかじんやらが司会のプライムタイムのバラエティをこよなく愛するオレにとっては、合わない合わない…
ならばとAパートのアニメを見れば、出来の悪さは折紙付き(笑
予算の無さが如実に表れているけれど、だったら演出でカバーできることもあるだろうに、と白黒版の『鉄腕アトム』を観た人間は思う(笑
動画枚数を削って使い回しを増やし、撮影や編集で工夫する。絵コンテマン(+撮影・編集担当)に負担がかかる手段だけど、リミテッドアニメ※の本場である日本で、これぐらいの基本なら場末の絵コンテマンでもやってのけてほしいケド、これが現状か…
これをうまくやってるのは、今だったら、容易にシャフトの名前が挙がってくるだろうが。
ついでの余談だけど、こんなところで『名探偵コナン』の救世主・青野厚司作画監督の名前を久々に見たが、『コナン』以外では元々この程度の力量なのか、原画師が揃いも揃って大陸の人間だったせいか、悪いところばかりが目立ち、ションボリ…
※どちらかというと、リミテッドアニメは、動画を極力使わないということより、枚数制限のかけられた原画において、いかに効果的・魅力的な動きの瞬間瞬間を切り取って並べられるかという点が、評価としては重視されていると思う。
『School Days』
実際にプレイしたことはないのに、ネット上の情報を広い読みして大体の情報を把握してしまい、トラウマ化して、現在進行形で影響受けまくりの18禁ゲーム原作アニメ(恥
そこ、厨房思考とか言うな(泣
だから、実際に内容を観てみたくて、普段はあまりの受信状況の悪さに敬遠しているテレ阪での放送を珍しく録画するほど。
はっはっは、つまり我が家では『天元突破グレンラガン』や『よみがえる空―Rescue Wings―』と同じ待遇というわけだな。
………何の冗談だ!?(笑
ちなみに、こんだけ言うてる割に、溜まりまくりである。1話すら見てない。
『ななついろ☆ドロップス』
どこぞで「少女マンガチック」と評されていたが、引っ込み思案な夢みる乙女が、誰にも内証で魔法を使って行動を起こす、というのは、確かに児童向け少女マンガ的であり、往年の女児向け魔女っ子・魔法少女アニメ的でもある。
ヒロインの言動や思考も、小学生のそれとしての説得力があるので、懐かしくもある。
…が、これが高校生キャラという設定なんだから、どうしたものか(汗
見ていてイライラするんですが…
そのキャラ設定を下敷きにでもしているせいか、演出がタルくて辛い。
ヒロインが主人公に水をかけてしまうシーンで、
すもも「す、すみません! 私、どうしたら…シクシク」
正晴「ちょ、ちょっとぉ…」
撫子「どうしたのすもも? アンタが泣かせたのね!」
正晴「ええッ!?」
すもも「ち、違うの~」
という単純なやり取りに2分近く使うのは(雰囲気作りとテンポ統一のためとはいえ)勘弁してほしかったし、売りのSDキャラだって「ええーッ!? そこで使っといて、なんでさっきのシーンでは使わなかったの!?」という使い方が多かった。
同じような雰囲気やテンポでも、ゲスト絵コンテ家が担当した2話の方がまだ見れたものだった。が、それはそれで情けないぞ監督(笑
ついでの余談だけど、ユキちゃんは、正体を鑑みなければ、可愛くていいなぁ~(笑
『ぽてまよ』
粗めに描かれた背景に、すっきりとして単純なキャラデザを見るにつけ、テレ朝土曜17時台にやっていた平成版『モーレツ!ア太郎』とか『丸出だめ夫』とか、あるいはフジの『キテレツ大百科』を無性に思い出してしまい、その上、変な生き物の出現で日常が掻き回されるという設定で「これは『少年アシベ』ですな」と結び付け、その生き物のライバル的生き物が出てくれば「ああ、『三丁目のタマ』ね」と連想してしまうなど、無条件に昔の純然たる子ども向けアニメ作品とダブらせて懐かしんでしまうので、正当な評価は最早不可能(笑
まったり感が観るのに負担なくて楽だし、少々のオタクが喜ぶ要素に目を瞑れば、夕方に放送してもいいのでは、と思うほど。
放送2回目のBパートで、テレビの踊りに合わせているぽてまよの動きが、個人的に何かツボだった。
『CODE-E』
誰にも期待されずに放送開始し、実際に、誰も期待できない中程度の質に仕上がったオリジナル作品…(汗
それでも、設定がけっこう私好みのものでね。
この電子機器隆盛の時代に、電子機器が逆に生活の枷になってしまう人間を放り込むという設定は、ちょいと工夫すればテーマ性が出せるなぁ、とか思ったり。
それに、ベタではあるけれど、如何様にでも物語を進行させることができる人物配置に感心してしまって。
特殊体質がバレないかとビクビクしながら生活する主人公に、特殊体質にだけ興味を持って強引に近付いていく探求一筋の科学バカを絡ませ、さらに主人公とバカの関係を誤解して嫉妬心を燃やして対抗してくる幼馴染を置き……という情報交通の錯誤しか生み出さない環境が物語の推進力になっていきそうなのが、想像するだけで心地良い…
…が、その設定を基にして仕上がった作品は、どうにもパッとしない。
インストゥルメンタルのOPが作品内容に合ってないのは元より、脚本と演出の向かう方向がそれぞれチグハグ。
脚本は「ギャグに力を入れてハイテンションで映像化してくれ」と主張しているのに、演出は至極落ち着いたトーンで堅実で、どちらかというとマジメというのが…
例えば、「あなたの体に興味があります」宣言のシーンで「(…この人、変態か!?)」と内心思って怯えている主人公の表情は、本気で怯えさせた表情ではなく、ちいと崩したギャグ顔にするぐらいがちょうどいいと思った(ギャグ顔を出さないという方針ではないようだし)。
それに、科学バカが主人公を研究に参加させようと追い回すシーンは、科学への情熱に支えられた真剣さによってしつこく追い回してるようには見えず、落ち着いた演出のせいで、単なる不気味なストーカーと紙一重のキャラクターになってしまっているし…
脚本を活かすならテンション高く演出した方がいいし、演出様式に合わすなら脚本はもう少し大人しくしておいた方がいいと思うので、そのどちらにも統一できていない現状はかなり不満…
繰り返すけど、設定は好きなんだよなぁ… あと、主人公がキョドキョドしたメガネっ娘というのもポイント高し(笑)
あと、言うまでもないけど、全体的に古臭い感じしかしないアニメだよね、コレ(笑)
『さよなら絶望先生』
『ぱにぽにだっしゅ』から続くいつもの新房演出。
これが監督の求める演出の極致と言うわけでもあるまいし、もうそろそろいい加減、この手法から脱却してもいいんではないのか?…と思ったり思わなかったり。
原作通りだけど、2話のネタは面白かった。この手の問題生徒の解決策のフォーマットをすべて逆転させてしまった(引き篭もり生徒には一生引き篭もることを極端な方法で強制し、恐怖心から部屋を抜け出させる、愛に溺れたストーカー生徒には心中という方法を教授した上、ストーカーを量産する)という点が。
『ドージンワーク』
誰もがBパートの実写こそが本編と主張する変則アニメ番組。
しかし、ネットラジオにあまり親しまず、さんまや紳介やたかじんやらが司会のプライムタイムのバラエティをこよなく愛するオレにとっては、合わない合わない…
ならばとAパートのアニメを見れば、出来の悪さは折紙付き(笑
予算の無さが如実に表れているけれど、だったら演出でカバーできることもあるだろうに、と白黒版の『鉄腕アトム』を観た人間は思う(笑
動画枚数を削って使い回しを増やし、撮影や編集で工夫する。絵コンテマン(+撮影・編集担当)に負担がかかる手段だけど、リミテッドアニメ※の本場である日本で、これぐらいの基本なら場末の絵コンテマンでもやってのけてほしいケド、これが現状か…
これをうまくやってるのは、今だったら、容易にシャフトの名前が挙がってくるだろうが。
ついでの余談だけど、こんなところで『名探偵コナン』の救世主・青野厚司作画監督の名前を久々に見たが、『コナン』以外では元々この程度の力量なのか、原画師が揃いも揃って大陸の人間だったせいか、悪いところばかりが目立ち、ションボリ…
※どちらかというと、リミテッドアニメは、動画を極力使わないということより、枚数制限のかけられた原画において、いかに効果的・魅力的な動きの瞬間瞬間を切り取って並べられるかという点が、評価としては重視されていると思う。
『School Days』
実際にプレイしたことはないのに、ネット上の情報を広い読みして大体の情報を把握してしまい、トラウマ化して、現在進行形で影響受けまくりの18禁ゲーム原作アニメ(恥
そこ、厨房思考とか言うな(泣
だから、実際に内容を観てみたくて、普段はあまりの受信状況の悪さに敬遠しているテレ阪での放送を珍しく録画するほど。
はっはっは、つまり我が家では『天元突破グレンラガン』や『よみがえる空―Rescue Wings―』と同じ待遇というわけだな。
………何の冗談だ!?(笑
ちなみに、こんだけ言うてる割に、溜まりまくりである。1話すら見てない。
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