この1話見た感じだと、「リキみすぎ」って印象だったなぁ~
人気作の続編にありがちの。
OPは楽器から部室に到るまでCGモデルを使いまくりだし、作画というか仕上処理が丹念になっている気がするし、色彩設定も陰影を強調する作りになってて、お話の方も、桜舞う校庭の様子を長映ししたりして風景描写に尺を取っててペシミスティックな印象を強調してるし…
なんか、いかにもお金かけてます、重厚な雰囲気作ってます感があった。
もっとライトなイメージというか肩の力が抜けた作りなのが『けいおん』だったよーな……という気がしないではない。
ということで『けいおん』1期の1話を見直してみたんだけど、作画の線数を比較的削ってて動かすことを重視したやや崩れ系の作画だったり、陰影のつけ方も割りとフラットで、萌えよりもギャグに重きを置いて話を進めていく構成になってて、やっぱり2期目は雰囲気変えてきてるなぁ~、という感じが改めてした。
まぁ、2クール続くというウワサだから、尺伸ばしの意味も含めて雰囲気作る必要はあるのかもしれないけど。
とはいえ、1期と変わらず、まったりとした気分でぼんやり視聴できそうで、不満感ないなぁ~
…うーん
去年流れてた予告を見たときから予想はできていたが、それにしても、ここ最近の中でも特に“映画感”のない話になってるなぁー
『金矛~』が映画感満載だったのと反してお話的な面白味に欠けていたところがあり、メインターゲットのお子様にはちょっと堅苦しくて見づらかっただろうから(実際、興行成績も例年に比べ悪かった)、もっと軽めの作りになっている本作はその弱点が解消されて見やすいと思ったのに、興行成績が伸び悩んでいたのが気になったけど、視聴してみてちょっと納得。
何というか…軽すぎ。
改変期の1時間スペシャルで時々やっている、割としょーもない設定でちょっとだけスケールでかめの話を展開する特別編と大差ないなぁー
それに、クライマックスのバトルに高揚感があまりないし、『映画クレしん』名物・ボスキャラの語るしょーもなさすぎる動機告白がクライマックスバトル終了後に長々と続くもんだから、気分が右肩下がりになってしまう(余韻とは言いがたい)エンディングというあまりよろしくない流れになってたし。
あれだけ私が「映画感がねーぞ!」と酷評してたムトウユージ監督版の映画ですが、あれの方がまだあったな映画感。
…けど、年々絞め付けの強まってきている規制に合わせて、お子様に悪影響を及ぼす刺激の強い描写を排除しながら、お祭騒ぎであるファミリーアニメの劇場版を作ろうとすると、誰が作ってもこういう作風になってしまうかもしれない。
途中の、エンジン取り外されて自転車漕ぎ式に改造された野原家カローラとペットボトルロケットミサイルで攻撃してくる陸上サーフ連中とのチェイスは面白かった。
春日部市中が動物化した様子は、もっと長く見たかった気がする。その方が映画感強まっただろうし……というと、『踊れ!アミーゴ』と被るか(汗)
米レジェンダリー・ピクチャーズは30日、「ゴジラ」の新作映画を企画、製作し、2012年に公開すると発表した。「ゴジラ」の映画化は04年の「ゴジラ FINAL WARS」(北村龍平監督)以来。ハリウッドでは1998年の「GODZILLA」(ローランド・エメリッヒ監督)以来、2作目の完全リメークで、3Dでの映画化が予定されている。
「ゴジラ」、3D映画化へ=人気健在、12年公開-米
米映画会社レジェンダリー・ピクチャーズは30日までに、同業大手ワーナー・ブラザースと共同で、日本の人気怪獣作品「ゴジラ」の映画化を決めたと発表した。3次元(3D)実写版となる見通しで、SF大作「アバター」や「アリス・イン・ワンダーランド(不思議の国のアリス)」など世界的な3D人気を受け、新たなファン層の開拓を狙う。
2年後の2012年公開を目指し、著作権を持つ東宝との間で監督人選を含む具体化へ詰めを急いでいる。タイトルは未定だが、製作陣には人気映画「バットマン」シリーズ「ダークナイト」(08年)などを手掛けた米社側と東宝双方の主力級の人材が投入され、日本では東宝が配給する。
3月31日10時38分配信 時事通信【ロサンゼルス時事】
ゴジラ、3Dでリメイク「元のキャラクターを生かしたい」-米国
米レジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザーズは30日、日本で長年親しまれてきた怪獣映画「ゴジラ」をハリウッドで3D映画としてリメイクすると発表した。
米レジェンダリー・ピクチャーズは「バットマン・ビギンズ」や「かいじゅうたちのいるところ」などを手がけた製作会社。2社は、東宝からゴジラのリメイク権を獲得し、2012年の公開を目指すという。米国内では、約4億ドル(約360億円)のヒットとなったローランド・エメリッヒ監督の「GODZILLA(ゴジラ)」(98年)以来、2度目のリメイクとなる。
米ニューヨーク・デイリー・ニュース紙は、「米国の映画ファンの前にゴジラが帰ってくる」と題してこの話題を報じている。日本のビルを踏みつぶすゴジラは、54年に大ヒットしたが、ハリウッドでリメイクされた98年のGODZILLAは米国風になり、元の怪獣のキャラクター性が失われてしまっていたと説明している。
またほかの米メディアは、今回のゴジラは、54年にデビューしてから20作以上の映画に出演してきたオリジナルのゴジラに、より近い描写で、製作される予定と報じた。レジェンダリー・ピクチャーズ会長兼CEOトーマス・タル氏は、「ゴジラは世界でもっともパワフルなポップカルチャーの象徴。東宝に長年愛されてきた、元のゴジラがもつキャラクターを生かし、3Dでリメイク製作できることに感激している。一ファンとして、ファンが見たいゴジラを製作したい」とコメントし、抱負を語った。
3月31日11時22分配信 サーチナ
エープリルフールネタじゃあ無いみたいです(笑)
坂野監督から『ゴジラ3D』の映画構想が出たのが2005年ぐらいで、それからずっと音沙汰なく企画倒れになったかと完全に思っていた頃にこれですか。丸5年経ってからのゴーサインと恐れ入る。
でも、ハリウッド版『エヴァンゲリオン』も2000年代前半ぐらいから言われてて、まだ準備段階のようだし、ハリウッドの映画化権ってそんなモンかもしれんのだけれど。
…っていうか、『ゴジラ3D』も同じ行く末だったりする?(汗)
…いやぁ、たぶん、ナニかがいろいろ溜まってるんですよ、きっと。
…というわけで、激しく今更ですが、ニンテンドーDSで移植発売された『ドラクエ6』。
弟が買いましたが、私自身は未だプレイしておりませんよ(汗)
ドラクエシリーズの中でも評判の悪い『6』にハマったという方なら、上に描いた要素に、未だに何かそそられるという覚えがある人が多いんじゃないのか? さあ、恥ずかしがらずに手を挙げてごら~ん(笑)
ちなみに、「ドラゴンクエストⅥ絵:その1」ってのはコッチね。
脚本:櫻井武晴 監督:和泉聖治
都内の速度違反感知装置(オービス)に誤作動が多発。その裏では警察庁が秘密裏に行っていた実験の影が見え隠れしていた。とある思惑から神戸はかつての部下・伊達香(水野美紀)と接触する。
時を同じくして発生した営業マンの転落死事件。捜一は事件直後に現場から逃げ去った岩井に殺人容疑をかけるが、岩井の勤める帝都物産が警察OBの天下り先のため圧力をかけられて捜査は難航。いつものように鑑識・米沢との絡みで情報を得た右京が事件に首を突っ込み始める…
Season6最終回以来2年ぶり、『相棒』3回目の櫻井脚本最終回。
櫻井脚本は大好物なので大歓迎なのですが、今シーズンから参戦の新キャラクター・神戸尊の扱いを決定付ける、レギュラー登場人物的に重要な話数なので、こういうのは輿水脚本が担当して結論付けると思っていたので、意外。
秘密事項の「神戸が対右京の庁内スパイであること」が神戸と大河内監察官の間で軽く話題にできるぐらいの扱いになっていたり、神戸が自分のスパイ行為の有益性に疑念を抱いていたいたり、上司に対して報告書を使って探りを入れていたことになったり、いつの間にか設定が変わっていたりしたのは気になったし、今回明らかにされた「神戸を特命係に送り込んだ真意」も後付も後付なのが丸分かりで、シリーズ中の情報提示が上手くいっていない、最終回で急に出てきた、と感じられるものが多かったけど…
そんな急ごしらえ感を吹き飛ばすぐらい、「神戸を特命係に送り込んだ真意」が納得できるものだったのが、ものすごく感動的だ!
毎度おなじみ警察全体を巻き込む陰謀モノの単体話に合わせながらも、シリーズ中の大いなる謎に合理的な解釈を与えている驚異のシナリオ構成力…(もちろん、陰謀モノの話の面白さは申し分なし!)
これだから櫻井脚本はやめられない!(笑)
国民全体を監視し犯罪者を炙り出す顔認証防犯カメラシステム(FRS)を実現させ、その映像分析官に卓越した頭脳を誇る右京を就かせる…曲者の右京を分析官として警察庁の思惑通りに動かしていくために、FRSの現責任者であり将来のFRS運用官になるべき神戸との相性をテストする…
『相棒』作品内の右京の変人ぶりと警察庁の何でも隠そうとする黒さを見るに、かなり合理性のある理由付けに見えるんだよなぁ~
結局神戸は特命係に残ることになるんだけど、まぁそれはこの手の話の定石であるし、問題はどのような経緯でそう決意したかなんだけど、それも納得できる範疇。
薫みたいに、上からの命令で特命係に左遷された状態なら、特命係を辞めない理由だけ考えとけばいいのだけど、神戸は一応帰る場所があるので、自分の意志で特命係に戻らせなければならないから、これが結構手順が要る話。
一応神戸のキャラとしては、公益のためなら権力の意に寄り添うことにもさほど厭わない、という清濁併せ呑む思考形態にあるんだけど、その合理的(非正義的)な考えさえも押し潰す警察庁の黒さを見せられては、反旗を翻して特命係に篭りたくなるわなー
それも自分が心血注いでいたFRS絡みのことだし、自分の後任だった伊達警視がFRS関係の取らなくて良い責任まで押し付けられて辞職に追いやられたのを「もしかすると、ボクが彼女の立場だったのかもしれません」と評したことで、神戸に「自分が“警察を辞めた人間と同じ立場”という考えで動く」と決めたとしても、充分納得できる。
陰謀モノのいつものオチらしく、小野田の思惑によって事件の一端は闇に葬られることになるんだけど、いつもはそうして闇に葬られて終わりになるところなのに、追加指摘があったのも面白い点だったなぁ~
違法性も含まれているFRSを実現させるために、FRSの違法実験を送検させるまいと産業スパイ事件を闇に葬ったら、違法実験を公にしなかったせいで産業スパイによるFRSのデータの海外流出がストップできず、FRSが海外の国のオリジナルシステムとして誕生するかもしれない事態となり、日本でFRSを実現させるためには海外国家に高額のロイヤリティを払わねばならないのだが、そんな予算は日本になくFRSが実現できなくなってしまう…
闇に葬って計画を実現できる軽く踏んでいた雰囲気もあった小野田に、食事の席の何気ない会話として右京が計画実現不可能という不可避の事実を突きつけるのが、逆襲的なケレン味があったな~
それにしても今回の伊丹は熱血すぎる。
薫の意識でも憑依したんじゃないのか、って思いたいぐらい(笑)
今回は右京も神戸も、FRS関連についてはともかく、殺人事件についてはクールな役回りに徹していたので、殺人事件関連のストーリーを進めるのに薫的なキャラクターが必要なのは分かるけど、正義としての筋が通らないという動機付けで、刑事部長や警察OBに大声上げて楯突いてしまったのは、心がまっすぐすぎる、というレベルで、伊丹っぽくないなぁ~
もう、特命係に飛ばされるぞ、その勢い(笑)
最後のシーンは、ベタベタながらも、経緯も経緯なので、中々に好き。
右京「ようこそ、特命係へ」
神戸「何ですか、今更(笑) ボクは半年前から特命係の一員ですけど」
右京「そうでしたね。ところで、神戸君、今夜も飲めそうですか?」
というわけで、右京に新相棒を迎えたSeason8も終わってしまったワケですが…
薫のキャラクターに拠っていたシナリオの面白さはだいぶ削れて、シリーズ自体の面白さもだいぶ落ちてしまった感じではあるけれど、まだまだこの新コンビでいけそうな雰囲気。
少なくとも、私はこの先もまだまだ付き合えそうです。
シリーズの途中から参戦したにわかファンのアドバンテージかもしれんけど…(^^;)
「No.04 錯覚の殺人」「No.10 特命係、西へ」「No.12 SPY」「No.15 狙われた刑事」「No.17 怪しい隣人」「No.18 右京、風邪を引く」、そして今話「No.19 神の憂鬱」がSeason8お気に入りの話。
ひこにゃん商標使用、有料に…彦根市、7月以降
彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」 滋賀県彦根市は1日、これまで無料で認めてきた市の人気キャラクター「ひこにゃん」の商標使用について、7月以降は原則、使用料を取る方針を明らかにした。地方公共団体や、営利目的以外の利用は、これまで通り無料とする。
市によると、ひこにゃんは「国宝・彦根城築城400年祭」(2007年)のキャラクターとして登場。開催中の「井伊直弼と開国150年祭」のキャラクターでもあり、イベントをPRできるようにと、商標使用料を取ってこなかった。
しかし、ひこにゃんを市の「財産」と見た場合、地方公共団体の財産の譲渡や貸し出しに適正な対価を受けるよう規定した地方自治法に抵触する恐れがあり、イベントも24日に終わることから、徴収を決めた。
有料化の対象は主にグッズ類にする方針で、額は今後検討する。市内業者には減免措置を講じる予定。市は08年以降だけで商標使用を840件認めており、販売中のグッズ類は、要綱で6月末までの無料使用が認められている。
市の推計では、グッズ類の売り上げは、07、08年の2年間で計約27億円。
(2010年3月2日 読売新聞)
ひこにゃん人気の功労策の一つでもあり独自性でもあったロイヤリティ無料が遂に取っ払われる。
欲に目が眩んで金を取り始めたか、彦根市ももへろんのことをとやかく言えんなぁ……とも見れるが、いや彦根市もだいぶ財政難だし無理なく取れるところから収入確保してもらいたいし、それに4年近く無料で頑張ってきたんだしもう充分かなぁという思いもあるし(笑)
まぁ、営利目的でイラスト載せてるわけじゃないウチにとっては特に関係ないですけど。
ああ、でも、築城400年の頃に、カブトをコーンの代わりに“ひこにゃんアイス”作って売ったら儲かるだろーなー、とか考えてたっけ(汗)
とある人気のない民家に男3人が侵入するが、運悪く家の住人である夫婦に鉢合わせてしまい、さらに過去の現金強奪事件の証拠品を隣の家の住人に返却しにきた右京に家の異常に気付かれて、何とか誤魔化そうと3人組がドタバタを繰り広げる間、右京が段々包囲網を完成させていく話。
しかし、それでも今回の話は面白い。
キャラとシチュエーションの面白さが充実しているので、シナリオが単純でも充分楽しめる。
俳優の藤田まこと氏が死去
テレビ時代劇「必殺」シリーズの中村主水(もんど)や「はぐれ刑事純情派」の安浦刑事などでお茶の間に親しまれ、舞台や映画でも個性的な演技を見せた俳優、藤田まことさん(ふじた・まこと=本名・原田真=はらだ・まこと)が17日、大阪府吹田市内の病院で死去した。76歳。東京都出身。
昭和8年生まれ。父は無声映画時代の時代劇スター、藤間林太郎で、少年時代の多くを関西で過ごした。高校中退後、司会業などで地方を回り、大阪で喜劇俳優に。37年、テレビの時代劇バラエティー「てなもんや三度笠」であんかけの時次郎を演じ、一躍お茶の間の人気者となる。番組では白木みのる、財津一郎らとの掛け合いが笑いを誘い、提供CMのキャッチコピーもヒットさせた。
その後、人気時代劇「必殺」シリーズで「ムコ殿」といびられる恐妻家の殺し屋・中村主水、「はぐれ刑事純情派」で人情肌の安浦刑事といったロングランドラマで個性的な主役を務めた。舞台や映画でも活躍。一方、事業失敗による多額の借金も話題になった。
近年は健康面に不安を抱え、20年には食道がんで6月の明治座「剣客商売」を降板。入院して手術を受けた。その後、ドラマ「必殺仕事人2009」「剣客商売」などの収録に病院から通ったが、21年9月に慢性閉塞(へいそく)性肺疾患と診断され、ドラマ「JIN-仁-」を降板した。
平成14年、紫綬褒章。主な著書に「人生番狂わせ」「年をとるのも悪くない」がある。
(2010.2.18 スポーツ報知)
…ショック