ひこね赤祭り開催じゃー!!
…「赤祭り」だからと言って、こんな想像はなさいますな(笑
「ひこね赤祭り」とは、井伊家の赤甲冑にちなんで、彦根のシンボルカラーを「赤」とすべく、とにかく赤いものを集めまくって盛り上がろうという、まぁ、アホといえばアホなコンセプトの祭(汗)
しかし、すべて学生中心でやってるというのだから驚きだ。
祭のオープニングは、彦根のおモチとねずみ色の酒豪ネコが登場する。そして、午後からは「赤い彗星」の名にちなんで、『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブル役の池田秀一氏とアムロ・レイ役の古谷徹氏のトークショーが開催されるという。
これは観に行くしかあるまい。
ひこね文化プラザ駐車場、朝10時前。
おモチ効果で、簡易ステージの周りにはすでに人だかり。「赤いものを持ってきた人、大歓迎」ということで、赤シャツの人間が多い。
「赤いもの大歓迎」なので、献血車も登場。
でも一日通して、来場者数の割に、協力者は少なそうだったなぁ(とはいえ、私も協力してないケド;)
さて、オープニングイベント前のおモチはというと…
ステージの裏から「ぬっ」と顔を出して、会場をチラ見。
「どーも、毎度御馴染み、彦根のモチです」とばかりクニャッと出てくる。
こんなスッカラカンなレイアウトに映ってる方が、むしろしっくりくるのは、ゆるキャラ界広しといえど、コイツぐらいなものだろう(笑)
そんなこんなで、モチが場を盛り上げている間に…
楽屋のある棟から、彦根のねずみ色「さこにゃん」が堂々登場。
メディア禁制が解かれてからは(あるいは元からそんなモンなかったのか)、頻繁に出てくるなぁ。
おモチの愚鈍な機動力に比べ、その軽快なこと軽快なこと。余裕の様子で「オイーッス!」と、観客に手を振る。
余裕あり余って、鉄砲隊と対決。
声優トークショーの影響で、会場には見るからにオタクと分かる濃ゆい人が多く、私が写真を撮っていた横にいた人も如何にもな風貌のオタクさんだったんだけど、サコ×モチ人気がオタク界にも波及しているのか、その人が嬉しそうに一言…
「見よ! あのふてぶてしくも堂々とした姿を! ヤツは補助ナシで、独立歩行が可能なのだ!」
…と言っていたのが、ごもっともで、なんか面白かった。
にゃんにゃんツーショット。
さっきの一言を聞いたら、たぶんサコって、着ぐるみマスコットとしては何の変哲も特徴もない“薄い”キャラなんだけど、愚鈍なモチとペアになることでその真価を発揮するのだなぁ、と感じたヨ。
つまり、サコ×モチのカップリングは、通常の3倍の威力を発揮する(笑)
ステージ裏には鉄砲隊も集まり、調子のいい性格のサコは、鉄砲隊の挨拶に快く反応。一方、モチは身体をプルプル。
いいなぁ、このコントラスト(笑)
祭のオープニングイベントは、この鉄砲隊の一斉空射が開始を告げる。
400年祭初日に彦根城博物館の堀堤から「ダダダーン」と白煙上げながら火縄銃を撃ったあの雄姿がまた見られるのか、と期待して、鉄砲隊隊長の「撃てェェ!!」の声に身構えると…
「パキューン」
………。
あのぉ~、スピーカーから音が出てるんですけど。ってか、煙が出てないじゃん。
隊長「彦根署の許可が下りなかったもので…(汗」
火縄銃も規制には勝てなんだか…
鉄砲隊のデモンストレーションに続いて、モチ・サココンビ入場。
バナナしか見えません。
今日は仲良く赤祭りを盛り上げるらしい。
今日のおモチはOSに「ひこにゃんじゃんけん」アプリケーションを搭載。世田谷の二の舞は演じない(笑)
その代わり「ひこにゃんブートキャンプ」の要請は拒否してたけど。
対抗してサコは、伝家の宝刀を抜く。しかし、伝家の宝刀の割に、サコは事あるごとに抜きすぎだ(笑)
ケンカっ早い性格だなぁ~
性格の違いが現れる二枚。
サコは「足手まといになるなよ」と偉ぶるが、モチは「まぁまぁ、気楽に行きまひょや」とマイペース。
「最後に得意のポーズを」というMCの要請で、モチはクネクネ、サコは投げキッス。
モチ・サコ退場。
スタッフの補助を受けながらモチが地面に着くと、会場から大きな拍手が…
ゆるキャラ界広しといえど、階段の昇降がイベントと化すのはコイツぐらいなものだろう(笑)
この後、おモチは居城にそそくさと帰還。一方のサコは…
スタッフに傘を持たせて、写真撮影に応じていた。しかし、なぜに傘?
モチが帰ったので、会場の一部もそそくさと帰り、一部はサコの方に行ってしまったが、ステージ上ではまだまだ祭は続いている…
ステージでは、戦国甲冑軍団が登場。女性がいたのは驚きだ。
一方、観客席側では、暑いせいか(汗)、奇妙な連中が目に付いた。
こんなのが、一般参加してたよ。いや、逸般参加者か。外野でよくがんばること…
…と思ったら、ステージに上がっちゃったよ。
津市観光大使を両脇に据えた真ん中のお方は、自称「シャア専用タコ」。通常の3倍の泳げるらしい。でも陸は暑すぎて行動力が削がれるらしい。だったら脱ぎなさい。
さてさて、この後には、「赤いもの市中大行進」と「声優トークショー」というビッグイベントが待ち構え、いよいよ本腰をいれて観覧せざるをえない状況なワケですが…
ここで私のカメラのバッテリーが切れてしまうハプニング発生!!
しかし、自転車を飛ばせば家まで往復40分。
「大行進」を諦めれば、「トークショー」が始まる13時まで1時間半充電できる(このカメラは5時間でフル充電)。トークショーの一端を収めるには充分だろう。
地元民ってこういうときに便利だねッ☆
というわけで急いで帰り、ついでに昼飯も摂って、滋賀県守山市の回だった『のど自慢』を観つつ、13時に会場到着。
古谷さんと池田さんのトークショーが始まるのを待っていたわけですが…
………ん?
……アレ!?
…「トークショー第二部」って何?
…「抽選会」って何?
………。
時間帯間違えたァーー!!(泣)orz
トークショーは12時からだったかー!!!!(血涙
何たる失策!!!
何のために今日休んだんだ、私!!?
つくづく、こういうクリエーター側のイベントに縁がねぇ…
…しかし、古谷さんたちが出てくる「抽選会」まで見逃してしまったら、本当に元も子もない。
別に抽選札持っていたわけではなかったけれど、始まるまで木陰で待ってましたよ。
しかし、時は八月末の午後一時。暑さがシャレにならん…
あまりの暑さに、鉄砲隊も木陰であぐらかいて一服。見るからに辛そー…
簡易ステージの前には、先のトークショーで飾られたのであろう人間サイズのシャアザクが。
一時ちょい過ぎ、第二部「抽選会」開始。ガンオタMCがシャアのノーマルスーツ風ジャージを着て登場。
続いて、古谷徹さん、池田秀一さんがステージに現れる。
古谷さんは「白い悪魔」に倣って、白いシャツ着てトークショーやってたみたいだけど、汗をかいた上に、「第二部では彦根の応援のために」と、赤くお着替え。
ちなみに、その白いシャツはこの後、そのまま景品として出された。
貴重な品だが、汗垢つけたまま放っておくと、汗ジミが目立つんだよなァ…
池田秀一さんは、マイクを通したにもかかわらず、始終ボソボソ声。
普通のオッサンと化していた(笑)
バラエティ慣れして、この日も舌好調だった古谷さんとは対極。
そして…
池田秀一を見つめるシャア少佐。芝生のトコにはララァもいた。
「抽選会」は、4等がセリフのプレゼント、3等が古谷・池田私物の提供、2等1等は『ガンダム』グッズの進呈、と、この手のイベントではまぁ普通の内容。
2等は、シャア・アズナブル・フィギュア。このMCが調達してきたらしい発言が…
アムロのは商品ラインナップにすらないらしい(汗)
1等のDVDボックスは親子連れがGET。
白い連邦ボックスと赤いジオンボックスに分かれていたので、それぞれに古谷さんと池田さんがサインしますよ。(ちなみに池田さんはマイ・ゴールドペンを持参してサイン)
サインの間に、もう一人のMCの方がお子さんにインタビュー。
MC「ボクぅ、『ガンダム』好き?」
少年「うん。」
古谷「おおっ。 これであと三十年は(ガンダム人気が)安泰ですね(笑)」
安泰とか言ってるけど、この子が思い浮かべたガンダムは多分「フリーダムガンダム」のことだと思うなー(笑)
さて、赤祭りもうひとつのビッグイベントが、赤車勢揃い。
見よ、「赤いもの大歓迎」のキャッチコピーに釣られてやってきたこの一般客たちを。
出店ゾーンにも事前登録済みの一般車が展示。
出店は特色あったけど、個人的にあまりパッとしなかった気もする。ただ私がケチなだけだが(汗)
ただ、ひとつだけ目を引いたのが↓
…ああ、正真正銘のパチモンが…
(一応この店でも、正規のモチ・サコグッズとかみつにゃん・やちにゃんグッズも売ってたけど)
出店ゾーンのスポーツカーどもは見ごたえアリ。
車だけでなく、バイクも参戦。トラクターもヤンマースポンサーで来たぜ。そこ、田舎とか言うな。
こーゆーの好きだね、オレは。でも、7万で売りに出されてるし。
カバまでやってきやがった。
一般駐車場側にも、赤車がいっぱい。
車って、後姿も良いよねぇ