Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
先週の功績は山本泰一郎のみに与えられるものではなかったのだな。
先週絵コンテの鈴木吉男が今回は演出も手がけていたけど、ちゃんと巧かった。
原作ではたったの一コマ、それもセリフのみでさらっと流された気がする、犯人が自殺したという直接的な言及を、カット数を割いて時間たっぷりに描写して印象深くしていて、それ以外の疑問点の説明とは比重が違う、今回のトリックの肝であることをちゃんと示せている。
その時間たっぷり感はそのまま続いていき、原作のその場面にはなかった湿っぽい雰囲気に画面が統一されていくけれど、今回のラストを考えると、ここら辺から湿っぽくしておかないと、ラストの雰囲気だけとりあえず、みたいな取って付け感がするから、良い判断。
原作を坦々とアニメ化するとこういう風になるだけかもしれんが、それでも下手な時間配分をしてないのは、この番組にとってよろしいことではないか。
ただ、落ちた犯人を直接描写するのは何かいただけなかった。
直接描写がはばかられるような抑制的な表現が、この物語の湿っぽさを過剰にせずにバランスをとっていたように思えたので。
悲劇の犯人を抱き寄せる社長の図で話を引き締めようとした意図があったとは思うが、なにせ作画が冴えていなくて、動画がまるで一昔前のスーファミゲームのような何の演技も入っていない駆け寄り方になっていたから、さらにマズいと思えてしまったなァ…
先週絵コンテの鈴木吉男が今回は演出も手がけていたけど、ちゃんと巧かった。
原作ではたったの一コマ、それもセリフのみでさらっと流された気がする、犯人が自殺したという直接的な言及を、カット数を割いて時間たっぷりに描写して印象深くしていて、それ以外の疑問点の説明とは比重が違う、今回のトリックの肝であることをちゃんと示せている。
その時間たっぷり感はそのまま続いていき、原作のその場面にはなかった湿っぽい雰囲気に画面が統一されていくけれど、今回のラストを考えると、ここら辺から湿っぽくしておかないと、ラストの雰囲気だけとりあえず、みたいな取って付け感がするから、良い判断。
原作を坦々とアニメ化するとこういう風になるだけかもしれんが、それでも下手な時間配分をしてないのは、この番組にとってよろしいことではないか。
ただ、落ちた犯人を直接描写するのは何かいただけなかった。
直接描写がはばかられるような抑制的な表現が、この物語の湿っぽさを過剰にせずにバランスをとっていたように思えたので。
悲劇の犯人を抱き寄せる社長の図で話を引き締めようとした意図があったとは思うが、なにせ作画が冴えていなくて、動画がまるで一昔前のスーファミゲームのような何の演技も入っていない駆け寄り方になっていたから、さらにマズいと思えてしまったなァ…
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