Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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外で大爆発が連発しているのに中の観客がまるでそれに気がつかない、というのは最大のツッコミどころだとは思うけど、本来は『知りすぎた男』のクライマックスみたいな、壇上の演奏者のプロ意識と駆け引きしつつも観客に気付かれないところで犯人とコナンたちが攻防戦の火花を静かに散らすような話にしたかったんじゃなかろうか。
でもそれだけだと地味すぎるので、いつもの映画のように爆発で派手さを取り繕ってみました、的な。
…まぁ、それにしても、一つの作品に込めてるアイデアの数や質が少なくて、どうにも薄味な印象。
ワガママで仕事もドタキャンしてしまうが才能は確かな歌手がキャンセルしたはずの鑑賞会に割り込んできて、それを無視しようとするも歌手の歌声に惹かれて本来の演奏を切り替えてしまうオルガン奏者とか、互いの音楽の才能を認め合い思いやったがゆえに相手を音楽の世界から遠ざけてしまう二人とか、派手さではなく、深さで勝負できる素材はいろいろ用意できてたはずなんだけどなぁ~
そこに踏み出すと、いろいろなものをさらっと流す『コナン』っぽくなくなってしまうか。
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