留守中に兄貴が勝手に自分の部屋に上り込んでいたのに「何勝手に私の部屋に入ってるのよ!」などと怒ることもなく普通に接し、自分が描いたマンガの内容を兄貴が勝手に改変したにもかかわらず逆に「これはこれで面白いじゃない」などと好意的に見てあげるジャイ子が、いい妹すぎる。
まぁ、ジャイアンが小5で、ジャイ子は小3以下ぐらいだろうから、そのぐらいの年頃の兄妹ならまだギリギリ兄貴のことを毛嫌いするような年齢ではないのかもしれんが、兄妹別々に自室を持たせてもらえてるのだから、「自分の部屋は自分のもの、家族でも勝手に干渉されたくない」という考えぐらいあるんじゃないのかと思ったもので。
前々回の視聴者が萌えかねない(笑)ジャイ子の描写に続いて、好待遇だなぁ。
原作の段階でも、後期に行くに従って、ジャイ子は結構作者に気に入られていたというか、作中での好待遇ぶりが見られるので、アニメもそれをなぞっている感じだとは思うけれど。
ただ、その前々回で明らかになっていた“クリスチーネ剛田”のペンネームをドラえもんとのび太が初めて聞いた・見たような感じになっていたのは、ちょっと時系列的におかしかったかもしれん。
『ベルばら』チックな脚長頭身高めの絵柄の世界に、藤子頭身ののび太たちが紛れ込んでいる様子は、絵的にシュールで面白かったなぁ~
失礼ながら、今時『ベルばら』チックな絵柄とか花が散りばめられたコマ割りで少女マンガの世界を表現するのはいかんせん古いと思ってしまったが。
まぁ、それも「昔描いたものだから」というエクスキューズが入っていたので、ジャイ子の今現在の絵柄はもっと今風の少女マンガ的なのだろう。
…そうは言っても、今時の少女マンガって、どういう絵柄がスタンダードなんだっけ?(汗) 自分が不勉強なんで、これが今風の少女マンガ、という例がまるで思い浮かばないのは反省…
お天気ボックスの話のオチは、原作ではどうだったっけ…?
ドラえもんが強い意志でもって雲取りバケツを設置しに行って、最後は家の中で雲取りバケツをひっくり返してしまい、ピーカンの天候の下で外でピクニックを楽しむのび太たちとは逆に、家の中で大雨に見舞われるドラえもんとママたち、というオチの大山ドラ時代の話が強く印象に残っているので、
今回の、ドラえもんが庭でバケツをひっくり返してしまって、賭けに勝ったスネ夫が冗長するも、見つかった晴れカードが半分だけ機能して、のび太とスネ夫の賭けのどちらでも当てはまる結果になっちゃった、というオチは、原作オチだったっけ、オリジナルオチだったっけ、どっちだったけなぁ、と。
まぁ、これも私の勉強不足なのですが(汗)