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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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『踊る大捜査線』の名ゼリフ「事件は現場で起きてんだ!」の元ネタ……というか、脚本家がこの映画のセリフからまんまパクったということをつい最近知る(笑)
「ここはワシントンじゃなくて云々」っていうセリフがそれに当たるんだろうか?

で、この映画、話の展開はけっこうスピーディー。
軍の作戦会議は敵の動きを先読みしてトントンと進んでいくので、硬い話をしているのに展開が面白い。
アクションを起こす際に政治的なことが絡んで足止めさせるってのは、荒唐無稽なアクション映画に少々のリアリティを緊迫感を出させるスパイスみたいでいい感じ。ワタシャそういうの好きですぜ。

基本は、ロシアで盗まれた核兵器をアメリカ軍が奪還するというのがストーリーの格子だけれど、ラストではニューヨークで犯人が核爆発を起こそうとして、それを食い止めるために国連ビルが封鎖されたり、道路が封鎖されたり、軍が街中に展開したりと、遠い国の話から一転、(日本人にとっても)身近なニューヨークという都会を舞台に、核爆発という前代未聞の緊急事態を止めるため大規模な作戦によって、日常の風景が一変する緊張感あふれる話になって盛り上がる。
このラストだけ独立させて話作っても面白いと思う(…というか、そういう感じの映画あります)ので、基本格子の付け足しっぽいラストから基本格子に忠実な前半の奪還劇を見てみると、犯人側がどのようにして一見不可能な「核兵器強奪」「ニューヨークへの核兵器持ち込み」を果たしたのかを丁寧に描いているように見えて、これも面白い。
ラストの盛り上がりが気に入ったので、この映画のこういったストーリー構造は好きよ。

セルビア云々とか、敵側の思想的な話が出てきてテーマ的なモノを出そうとしていたけれど、アクション映画でそんなテーマが前面に押し出されたりキレイにストーリーに結実されたりするわけもなく、単なる賑やかし要素に終わる(笑)

ま、とにかく、Take好みの映画でした。

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