Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
ある学者が脳を大きくしたシカ「ナダレ」が凶暴化し、山を開発する人間たちを襲う…という話。
原作は、山本賢治がチャンピオンでリメイクしたヤツしか見てないけど、細かい描写の仕方はともかく、プロットは同じだから、原作を引き合いに出して話をするには問題ないか…
しかし原作にしてもアニメにしても、脳を成長させるために、骨による成長阻害の影響を受けない腹部にスペース作って移植するってアイデアには首を傾げたいんだけど…
しかもこの話、かなりブラックな内容だから、無愛想な街の人情名医の活躍話みたいな作品に見えるように作られたアニメシリーズ版には、ちょぉ~っと厳しいんでないのかい、思うわけだが…
まぁ、例によってゴールデン用にいろいろ話が改変されてるわけですが、やっぱり死者は出せなかったようで…
死者を出せないシナリオの必然性からブラックジャックが手術を買って出て、その手術場にナダレが入り込んでくる、という展開が面白かったので、こういう改変は良いかなぁって思うのだけど。
でも、あのラストはいただけない。
シナリオは別に問題ないけど、演出と描写がなぁ…
なんか、むりやりハッピーエンドっぽく見せようとしてるのが萎える。
もっと視聴者が考える余地を残しておいてもいいでしょ。
ところで、ブラックジャックが治療費請求せずに手術したのは、自分が計画に加担したせいで凶暴化したナダレが被害を出したことに対する贖罪の意識からかしら?
(単に、脚本のミス、とか言いたいが…)
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