「シロを特訓だゾ」
脚本:扇妙子 絵コンテ・演出:平井峰太郎 作画監督:原勝徳
シロのタレント犬修行。
こんなハイスペックのワンちゃん、今までタレント犬にしようと思わなかったことの方が不思議だと思うのだが、ようやっと着眼してもらえたか。
しかし、コトの発端が、しんのすけが女優とお近づきになりたいがための修行だったり、風間君たちが言っているタレント犬としての運動能力や演技力をしっかり発揮しているのに、やってる時には誰も見ていないとか、シロはどこまで行っても不遇だな…
最後、タレント犬としての栄光よりも、野原家の一員として暮らす日常を選ぶのは、この回の話の中でも積み上げが無い上にベタベタすぎるオチなんだけど、泣けて泣けて仕方がない、そんなシロ信者の私(笑)
というか、シロの回想に出てきた、しんちゃんとシロが走る様子は、二十年前に『クレしん』が始まった時の一番最初のエンディングの作画を模した動きなんだから、いい齢してまで観てるヤツはここで感動しなくてどうする!
…あ、別の意味でも泣けてきた(笑)
そして、タレント犬を諦めたシロの選択をフォローするかと思いきや、台無しにするCパート(^^;)
(Cパート脚本・絵コンテ・演出:ムトウユージ 作画監督:木村陽子)
「恋する水族館だゾ」
脚本:うえだきみこ 絵コンテ:義野利幸 演出:平井峰太郎 作画監督:高倉佳彦
最近のクレしんでは久々な気がする、しんのすけが道化役というか狂言回しで、今話限りのゲストキャラが話のメインとして進む回。
恋愛話が絡む場合、しんのすけの介入によって見事に破談になったり、逆に最後の最後でうまいこと成就する、というようになるのが普通なのだが、今回の話のオチはしんのすけの行動関係なく終わったな。
あの調教師のお姉さん、老け専なのが勿体ねェ(笑)