脚本:赤星政尚 特技監督:菊地雄一 監督:阿部雄一
今のところ、出てきた特技監督が菊地雄一と北浦嗣己の二人だけ…。
ウルトラマンって、こんな少ない人数で特撮パートの担当を回してたっけ?
それとも、円谷プロにいる特技監督が他にいなくなったのか?
まぁ確かに、『ジャスティライザー』にも持っていかれてるような感はあるし、今年は『ゴジラ』もありーの、映画『ULTRAMAN』もありーので特撮スタッフが足りなくなっているのでは?…ってことも予想できるが…。
孤門の失敗に「やる気あるのー?」と平木隊員。
…このコギャルみたいなキャラの方が「やる気あんのか?」と見ているこっちは言いたいぞ。爪の手入れなんかしてる場合かッ!(笑)
>平木「“ウルトラマンを攻撃したくないんですぅ”って考えてた?」
>孤門「(コクッ)」
…どこまでも真っ直ぐな男だなぁ(笑) 確かに向いてませんよ、アナタ。
子供向け番組の主人公として心の持ち方は合格だけど。
しっかし、隊長も前回温かみのあるアドバイスをくれたってのに、冷たい…。
でも、胸の内には人間的なところがあるって分かってるから、この表の冷たさからはプロ根性は伝わってくるな。大人の生き方というか。
主人公と恋人との出会い。
飛ばされた紙を拾うの手伝って、渡すとき手が触れ合って……
…って、ベタベタやなぁ(笑) 恋愛の始まり方も真っ直ぐな奴だ(笑)
その後のデートの様子も、描写がベタベタ。一昔前のデート風景だよ(爆)
楽しそうに不法投棄する男二人。
…そんな不法投棄業者いねぇよッ!(笑)
その後襲われて、悪事を働くものには罰が下るってか。
どっちも子供向け番組的な描写ですな。
あっ、でも、子供は「不法投棄禁止」の看板が読めないぞ(笑)
これじゃあ、男二人が悪いことしてるのか分かりません。残念!
リコに家に誘われた孤門に入ってくる通信。
またまたベタベタな展開なことで…(汗)
凪が「ビーストが出現した」とか言わずに出動を伝えたって事は孤門が一般人が大勢いるところに出かけてるってのは承知してるのね。
…う~ん。だから「機密管理の問題はどうなってんの?」って言いたい…。
しかも「急いで来なさい」と言われてからが、長い、長い(汗) …イライラ。
ガラス窓落ちてくる展開は意外だったけどさ。
リコの「早く行って」のセリフで、ようやくこっちのイライラも解消するさー(笑)
で、デートで使った車で現場到着…
…ってそのまま来たのかよッ!! 基地で支度してから来なさいって!!
あっ、でも、そのまま来た方が早いっちゃ早いよな(汗)
「俺は孤門を信じる!」
やったぜ! 隊長のステキゼリフ来たぁーー!!
孤門に隊員の適性はあるのか?って問題はさておき、主人公を隊員として信頼してくれるってコトで、見る側のストレス要因一気に解消!
しかも冒頭の冷たさがタメになっているから、爽快感倍増ですぞ!
やっぱり隊長は良いキャラですな、まったく!
……それで失敗するのかよ(汗)
さっきのセリフが宙に浮いたように聞こえちゃうなぁ…。
カタルシスの出し方としては逆だと思うんですが…。
[成績悪い→ちょっと励まし→でも実戦でも失敗→見る側のストレス増大→後日の実戦。強力な後押し「俺は孤門を信じる!」→成功・爽快感!]
この流れの方が良いんじゃないのかなぁ?
…まあ、かなりベタベタなやり方ですが(汗)
それを防ぐために、わざわざ失敗させる話にしたのかな?
それにプラス、また主人公の鬱シナリオを続ける気か? …ハァ(汗)
けどさ、「都合よく」光線が表に出ちゃうフィールドって何なのさ?
外部とは隔離されてるんじゃないの?
光線はフィールドの外に出てしまうって設定なんだったら、光線が変な方向に飛んでったとき、一般人にバレちゃうんでねぇか?
それ欠陥大アリだと思うんですけど…。