Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
新年入ってからグロス出しし過ぎ!
グロス出し(グロス請け)というのは、いわゆる下請け。
制作を仕切ってる本社でやってる時間がないから、他の会社に1話の作画を、時には絵コンテ・演出までまるまる任せることです。本社としては制作費(=収入)の一部を他会社に持っていかれて旨味は減るけど、金より時間が欲しいのがアニメ業界の悲しいところ。
で、グロス請けをやってる会社ってのは、つまり連続13話なり26話なり1年なり元請けでアニメ作り続ける会社より体力がないってことだから、つまり大概質が悪い。
去年話題になった京都アニメーションは、以前グロス請け会社として仕事していて、結構評価良くて、他にもスタジオジャイアンツとかアニメアールとか良い仕事する所もあるけれど、あくまで例外。エンディングテロップに「制作協力」の文字があったら、大抵の場合は落胆してよろしい。
で、今年の『コナン』がどれだけ他人任せにしてたかというと…
制作協力 | |
1/15 1年B組大作戦 | スタジオエル |
1/22 消えた1ページ | BJ |
1/29 幼い目撃者 | ― |
2/05 奇妙な照明 | スタジオエル |
2/12 謎の高額報酬 | スタジオエル |
2/19 真珠の流れ星 | ― |
4分の6。 『コナン』の制作を請け負っている東京ムービー本社がやってるのは半分以下しかない。
で、まぁそんなことは大した問題ではなくて、さらなる問題が。
制作協力のクレジットがない回は(おそらく)本社でやってる回なんだけど…
本社でやってるときが一番作画が悪いってどういうことよ!
ついでに、音楽面への苦情。
今年に入ってから、予告とサブタイトルコール時のおなじみの音楽が、なぜかMIDIで作ったかのような安っぽい音楽に変更された。
丁度この時期になると前年の映画のサウンドトラックがテレビシリーズでも使われるようになるんだけど、まさかこの音楽がそうではあるまい。劇場で使う音楽は逆にもっと和音効かせるもんなんだから。
そうなると変更された理由というのは何だろう?
作曲家となんかあったんか?
続いて、新OPへの文句。
OPが始まる際に、コナンが一言、最後に「き」が付く4文字の言葉を叫ぶのだけれど、これがかなりクサい。
「ひらめき」ならまだ良いのだが、「ときめき」「きらめき」って『コナン』と何の関係があるのさ。かなーり強引に言葉を捻り出してきてる印象が…
…しっかし、2/19の回はその話のテーマに合ってるとはいえ、「豆まき」っていうはどうかと思うぞ。
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