Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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アバンのギャグパートを、映画版からテレビ放映用にフォーマットし直していて尺を延長している贅沢な作り。
ただし、テレ東ではゴールデンウィークに地上波初登場だったので、「祝日にわざわざ銀魂のアニメ見るなんて~」と時期柄に合わせたセリフに書き直されているのだが、さすがにびわ湖放送用に直してもらえるわけもなく、普通の土曜に放送してるのに祝日とか言われる、変な感じがするセリフになってなー
紅桜編は個人的に、メインの高杉・仁蔵の話よりも、刀鍛冶の村田兄妹のエピソードの方が印象深い章だったりする。
人の話を聞かずに喧しい声で話し続けるという、あれだけ強烈なギャグメイカーぶりを見せて登場したのが、中盤、事件の黒幕の一人だと判明して、「己の野望を息巻いて説明して、身内の忠告を聞かずに野望を突き進める」という、当初のキャラ付け(「人の話を聞かずに喧しい声で話し続ける」)を外さない形でその意味を変質させて話の主軸に絡んでくるようになった後、最後は死の間際に妹に言葉を残す時にはそのキャラ付けを反転させて、
「兄さん、いつもみたいに大きな声で言ってくれないと聞こえないよ…」と死を悼みながら締める、ギャグマンガの本分を利用しながら意外性を持たせつつ納得の行くオチを付けるシナリオ演出が、ベタなのかもしれないけど、上手いなぁ~と思って。
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