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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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クリックで公式ホームページを別枠表示 脚本:徳永富彦 監督:東伸児

 亀ちゃんがいた頃なら、櫻井武晴が書いてそうな、職業ネタ。
 前シリーズでは、社会派の黒い系ネタにも手を出していたし、やっぱり神戸尊相棒時代のポスト櫻井になる気か、徳永富彦(笑)
 前々回で犯人を欺くための奇妙な芝居、前回でスポット当てられて子どもたちのために奔走、と普段よりだいぶ目立っていた神戸だったけど、そのしわ寄せが来たのか、今回あまり出番がなかった。
 というか、専門的な話題が多くなったりセレブ的な感じのあったりするオーダーメイドスーツの話では右京無双になって然るべきとも言えるけど。

 今回殺された人の、物腰穏やかな話し方とは真逆にエグい弱みを突きつけて有無を言わさず要求通そうとするゲスなキャラクター設定が、被害者キャラとしてなかなかにステキ。
 回想や証言でも物腰穏やかな姿しか出ず、最後の最後で犯人からの証言で本性が見えるのも、ゲスなキャラが徹底してていいなぁ~

 冒頭で、夜の公園の階段踊り場で殺され倒れた被害者からカメラPANバックして、朝の警察の動きが慌しい公園のカットに繋がるシーンが、カメラが不規則に動いている割に、編集があまりにもシームレスに繋がってて、どうやって撮影(編集)したのかなぁ、と気になった。

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クリックで公式ホームページ別枠表示 脚本:太田愛 監督:近藤俊明

 アバンでお母さんの顔がはっきり映ってない時点で、今回のオチが分かってしまって、オチが読めやすいという太田愛脚本のいつもの難点があったけど、神戸が兄妹の事情に深く絡んでいこうとすることで生まれるドラマ部分が肉厚で、結構好みの話だった。

 『相棒』では人情オチとか人情ドラマで話を進めていくハートフルなのが太田愛の得意な路線になってきたなぁ~

 右京ほどでないにしろドライな性格の神戸のキャラクターを深めていく回の担当で、ハートフル路線得意な太田愛脚本ってのは、面白いバランス感覚。

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クリックで公式ホームページを別枠表示 脚本:戸田山雅司 監督:近藤俊明

 なにやってんスか、本城さぁーん!!
 っていうか、探偵左文字の降臨か!?

 …というわけで、右京さんが犯人を状況的に追い詰めるため神戸を巻き込んで変な小芝居をする回。
 右京が小悪党風の演技をすると、10~30年前の水谷豊になるというか戻るというか。
 『傷だらけの天使』ぐらいの頃から水谷豊を見てる人にとっては大爆笑できる回。
右京「お二人さん、夫婦を装うなら指輪ぐらいするもんだゼ」
右京「そちらさんみたいに、夫婦で違う指輪をしてるのも、どうかと思うがネ」

 という芝居がかった言い回しに、個人的には、『刑事貴族3』の本城刑事を思い出して、こういうシナリオがありだったんなら、どうせなら”本城&リョウ”=“右京さん&亀ちゃん”コンビでやってもらいたかった!!(笑)

 …なんか、本城・リョウだと、二人とも小悪党の役回りになってそうな気もしますが(汗)
 http://www.youtube.com/watch?v=jreMa77p33Y

 しっかし上記の小芝居は、そうしなければ事件解決に結びつかない、というほど切迫した必要性がなかったんで、「何してんの?」という気分になりもしたけれど…
 …まぁ面白いんで結果オーライ(笑)

 他にも、誰にも気づかれずに窓の隙間から右京を覗いていた神戸とか、神戸と話してたのに途中で神戸に部屋から出て行かれたのに気づかずに話し続けてベストタイミングで振り向いて「あれ?」となっちゃう角田課長とか、そして極めつけの神戸の健康診断の行方とか、コメディ色が強い回になりましたなぁ~

 やっぱり、細かいネタで遊ぶ話を作らすと戸田山雅司は上手いというか、成功するわ。
 …と、いまだに『劇場版1』の個人的な恨み節を述べてみる(汗)

 話の大筋的には、山奥の閉鎖的な宿で、腹に逸物ありそうな人物たちが集まって、怪しい行動を見せ、そこに主人公がやってきて、最終的にみんなを一堂に集めて謎解きをする、という古典ミステリーの雰囲気があって、『相棒』でそういう原“典”回帰的なものが見られるというのも楽しい回だった。
 最後の謎解きをするのに必要なヒントや伏線が少ない・分かりにくい、作中で右京たちが手にする物的証拠がほとんどなくて妄想推理状態になっている不親切さ、真実をずばずば右京がエスパー級になっているという不自然さがあった気もするが、まぁ大目に見てくださいませ(汗)


 結構楽しい回だったので、録画したのもう一回見て大爆笑しようとしたら…

 「録画された番組はありません」

 …我が家のポンコツブルーレイレコーダーめぇぇぇぇ!!!!

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脚本:ブラジリィー・アン・山田 監督:橋本一

 サブタイトルのおふざけ具合が、ちょっと好き。
 今回の脚本のブラジリィ・アン・山田は、Season8「マジック」以来2度目の登板。

 新聞内の目当ての記事に気づく神戸の視線カットを入れたり、部屋から出ようとすることを撮って終わればいいところをアングルとカットを変えてしっかり部屋から出るところまでカメラを回すとか、橋本一メガホンはスタイリッシュじゃあないけど基本に忠実だなぁ~

 謎が謎呼ぶ展開で、すべてが明らかになった時、言い知れぬ不快感というか虚無感があったものの、全体的に軽い感じの話で観やすくて良かった。

  しかし、「右京ににこやかに逮捕状を突きつける神戸」という次回予告のインパクトで今回の話が吹っ飛んだ!(笑)

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脚本:古沢良太 監督:和泉聖治

 正月から気分が滅入るわッ!

 というか、これは実験なのですか、古沢サン…?
 劇場版Ⅱプロモートとの兼ね合いか、役者の都合でもあったのか、犯人側の回想メインで話が進んでいく異色作。

 犯人側に同情させる重っ苦しい回想シーンの積み重ねで、普通の主婦を、どれだけ難攻不落の強敵として演出できるか、という実験だったと見ることもできるかもしれん。

 スケープゴートにされた人物の家族の処遇を巡って、決定的に対立する右京と神戸…
 やはり右京に対する神戸の立ち位置は、べったりになってしまった亀ちゃんと違えて、こういうところで留めておきたいという意思が働いているのだろうか…?
 これはこれで面白いとは思うけど……もっと軽い感じでやってくれれば(笑)

 悪女が犯人であるという証拠を掴むために、特命コンビが一か八かの賭けに出る、というのは、「Season2-2.特命係復活」を思い起こさせるものだったなァー
 結局「S2-2」とは違い、いろいろなものが“解決できなかった”というのがテーマだった話になったが。

 …だから、正月から気が滅入るんだって!


 完全犯罪達成寸前まで行った強敵が、用意周到すぎる狂気じみた主婦だったというトンデモ設定は、ここまで重く理由付けてくれなければ、なかなかに面白かったのになァー
 同じく古沢脚本の「Season5 正月SP:バベルの塔」は、重い部分や狂気じみた部分があったけれど、ハラハラドキドキの展開で、ラストはキレイにまとめてたから、今年も期待してたのだが…

 ちなみに、途中で犯人が見ていたアクションドラマのテーマソングが、懐かしの『相棒season1』のOPでしたねー

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クリックで公式ホームページを別枠表示 今回も初日突撃してきました、『相棒』劇場版!
 神戸尊@及川光博が劇場版としては本格的に初出演。

 2年半前の第1作『相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km(東京ビッグシティマラソン)』は、TVシリーズに比べれば大きくド派手に展開される事件が「これぞ劇場版の迫力!」と感じさせてくれたものの、序盤の連続猟奇殺人事件・中盤のマラソン標的爆破テロ・終盤の逮捕後人情ドラマの流れに、お話の合理的な繋がり(行動の理由付け)が全然感じられなくて、「その動機でこの行動って、何やねん!?」と支離滅裂寸前だったのがとても残念だった…
 そして全体的に雰囲気がとても重たくて、右京以外の登場人物のキャラ的な魅力がほとんど目立たなかったのも、登場人物同士の会話の掛け合いが重要なファクターの『相棒』では、残念だなぁ~と思える状態だった。

 今回の『劇場版Ⅱ』は、そこらへんの残念さが解消されていて、事件の規模を理由付け不可・収拾不能なほどに拡大させることもなく、ところどころ行きすぎな行動が見られはするものの、ほとんどの行動の理由には筋が通っていて、とても平穏な気持ちで鑑賞することができた。
 今劇場版の売り&前半のメインが「警視総監以下11人の幹部を人質に警視庁が占拠される」という、決して規模的が大きくなければ見栄えもそれほどでもない、映画予算的にもそれほどお値段が張る撮影でもないお話であるものの、国家権力を揺るがせる異常事態という、お話の性質的なところで危機感のデカさを煽っていて、不謹慎ながらカタストロフィにも似たワクワク感を覚えて、『相棒』らしい、効率のいい規模のデカさの演出ににんまりしてしまった。
 また、脚本に輿水泰弘が入ったお陰か、メインのストーリーの合間合間に登場人物同士の掛け合いが適度に挟まれていて、キャラの面白味も十分感じられるような作りになっていたのも、見やすくて良かった。
 最近の『相棒』ではおなじみの、櫻井武晴が延々と担当してきたテーマ、警察組織の腐敗・陰謀が今回の後半のメインシナリオになっているのも、TVシリーズの『相棒』を見るような感じに近い感覚で鑑賞することができてニヤニヤできた。

 …それと同時に、「これ、映画にする意味あるのか?」「TVシリーズでもできてたスケールじゃん」ということを、前作と違って強く感じてしまったのだれど(汗)


 今回の映画の売りは「前代未聞!警視庁が占拠される!」「相棒が国家に挑む!」「この映画で『相棒』の歴史が変わる!」というところなのだけど、前二つについてはTVシリーズでも経験済みであって、っていうか右京さんが国家権力に喧嘩ふっかけるのはいつものことじゃないか(笑)…というレベルのもの。
 「警視庁占拠」は、総監・幹部こそいないけどSeason1第1話で泉谷しげるが亀ちゃん人質に警視総監室に立て篭もってるし、Season4最終話の「桜田門内の変」でも警視庁内部で凶悪犯罪が発生して庁舎が封鎖されているし。
 てなわけで、TVシリーズからの視聴者にはさほどキャッチーなコピーではないのだけど、普段の『相棒』を見慣れていない人や、まだ『相棒』の性質をよく分かっていない人たちに分かりやすく見所を伝えるための売り文句なんだろうな、と思う。

 逆に「『相棒』の歴史が変わる!」というところは、TVシリーズをがっつり見ている人ほど実感できるところ。
 というか、この先の『相棒』が良い意味でも悪い意味でも不安になってくるレベルだったヨっ!

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 映画の宣伝番組、アンジャッシュが出てたから見てたけど、関係ないところでアナウンサーから、ネタバレっぽいことを言われてしまったんだけど…orz


クリックで公式ホームページを別枠表示第6話「暴発」
脚本:櫻井武晴 監督:近藤俊明

 労力費やしてヤクザのヤサをガサ入れて逮捕したのに、殺人事件が起きて捜査一課に乱入され、厚生労働省の麻薬取締局も介入してきて手柄をごっそり持っていかれる冒頭の角田課長がちょっと哀れだった(汗)

 「杉下右京の正義は暴走する」と言われたのはSeason6最終話…
 小野田官房長から亀ちゃんに、だった。
 Season8で本格的に相棒が神戸尊後も、ところどころで暴走してはいたけど、誰彼の制止も振り切って、真実を詳らかにするという正義のもと、ここまで暴走したのは相棒交代後初か。

  正しいことをしているのに、最終的に真実は明らかにされないまま、右京が孤立して話が終わってしまうというのも、なかなかにシビアで見ごたえのある話だった。

 今回、初めて組織犯罪対策部長が出てきたが、前回の生活安全部の課長さんといい、今まで出てきてなかった部署の人間が最近よく出てきているけど、『劇場版Ⅱ』への布石?


クリックで公式ホームページを別枠表示第7話「9時から10時まで」
脚本:徳永富彦 監督:東伸児

 作中の事件が『相棒』実際の放送時間に進行する、という『24-TWENTY FOUR-』みたいな試みだが、その試み自体はさして有効ではなかった感じ。
 「早く阻止しないと、目の前の(殺人事件に関係ありそうな)詐欺が成立してしまう!」というタイムサスペンスも温かったしなー

 試み以外で、右京に内緒で神戸と映画見に行くたまきさんや、右京が嫉妬していると茶化す神戸、優柔不断すぎる骨董マニア・阿藤快、ヤクザにいいように使われた犯罪者コンビというもう一つの“相棒”、といった感じで、全体的にキャラ重視の話になっていたのが面白かった。


第8話「ボーダーライン」
脚本:櫻井武晴 監督:橋本一

クリックで公式ホームページを別枠表示 「誰がどうやって彼を殺したか?」というのが推理モノの第一条件だとするならば、今回の話は一体何なんだろう…?
 推理モノというより、一人の人間の悲惨な人生を追っていくドキュメンタリーでも観ているかのような感じだった。

 さんざん私が、“撮り方が平凡”と言ってきた橋本一監督だけど、今回はその平板というか、何ら奇を衒わない、情景をありのままに映す基礎に忠実な撮り方が、今回のドキュメンタリー的な話にマッチしすぎていて、すごく見ごたえがあって良かった。
 …ただ、お話的にも画面演出的にも重いったらありゃしなかったが(汗)

 被害者役やってた役者の、やったらその手の境遇の人についてリアルな真に迫る演技も、すごかったなァ~


第9話「予兆」
脚本:戸田山雅司 監督:東伸児

クリックで公式ホームページを別枠表示 時系列的には映画より前だろうに、なぜそこまで頑なに小野田官房長@岸部一徳を出演させない…?
 セリフには出てくるものの、画面内での小野田の不在をこれでもかと強調する感じになっていたので、今度の映画に対するある不安が現実味を増してきて怖いなァ…

 死体ダメの二度押し、女性のファッションにやたらめったら詳しかったので事件解決の切り口になった、など、神戸のキャラ魅力押しが有効な回だったなぁ~

 『さすらい刑事』世代は、宇津井健さんが出てきただけで、大喜びです(笑)

 犯人の心中複雑であろう動機部分は、雰囲気で察してください、というブンガク的な処理にするかと思いきや、神戸のセリフとして思いっきり丁寧に説明してましたな。

 ラストで、映画への引きが露骨すぎたのは、個人的になんか嫌だった。

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 まとめて感想。


クリックで公式ホームページを別枠表示第3話「最後のアトリエ」
脚本:太田愛 監督:近藤俊明

 夭折の天才画家についての説明を入れるのが、いくら博物館の中でたまきさんが画家に詳しくない右京さんに説明するシチュエーションとはいえ、詳しすぎるというか不自然な流れで一連の説明を行っていて、あまり自然な説明の流れを作れないのが太田愛脚本の弱点だなぁ、とか思っていたのだけど…

 若くして散った天才画家と、老いても売れずに画家を気取る殺人容疑者の、反目し合っていた人間関係を炙りだした後、それとは別の関係を明らかにして、ちょっと暖かい感じのシナリオにしていたのが、なかなかに好きだなぁ~、と。

 推理モノとしてはあまりパッとする出来ではなかったかもしれないけど、情に訴えかける画家二人の人間ドラマがキレイにまとまっていて、冒頭で私が感じた不自然感を吹っ飛ばすほどの、太田愛脚本の本領発揮という感じで良かった。
 米倉斉加年の演技が、役の真に迫っていたというところの功績の方が大きいかもしれんけど。

 …ただ、ジイさん、年齢の割に、力強すぎじゃありません?(笑)


クリックで公式ホームページを別枠表示第4話「過渡期」
脚本:櫻井武晴 監督:近藤俊明

 10月頭に流れてたSeason9の番宣では、この話の映像が流れていたはず。撮影時期か編集時期的に使いやすかったんだろうか?
 Season8と比べると割と早い話数に登場した櫻井武晴だけど、相変わらず、社会派の時事ネタというか、組織腐敗・陰謀モノのシナリオを担当させられているなぁ~

 今回は、刑事ドラマにおいて数々のタイムサスペンスや人間ドラマを生み出し、また『相棒』においても「Season3-11.ありふれた殺人」という傑作を生み出すネタともなった“殺人事件の時効制度”が、今年いよいよ撤廃されたことをネタにして、警察組織内の陰謀も交えた時事モノになっているけど、『相棒』のこの手の話の中ではかなり見やすい。
 普通の推理モノの仕上がりになっているのが、いいみたい。
 古参だけに、伏線の解消のさせ方が見事だったなぁ~
 こちらも相変わらず、「あっ、ここ詳しく描写してるってことは、後の推理で使われるんだな」と伏線の張り方が分かりやすくて櫻井脚本のクセが目立ってたんだけど、同じシーンに二重の伏線を張ったり、しつこく聞きすぎる右京に対する人物のリアクションを映してキャラで伏線張りの雰囲気を誤魔化したり、けっこう工夫してあったし。


クリックで公式ホームページを別枠表示第5話「運命の女性」
脚本:太田愛 監督:近藤俊明

 永遠の特命係第3の男・陣川警部補、またまた登場。
 初登場のSeason3・砂本量脚本-長谷部安春監督回では、直情的ゴーイングマイウェイな行動で話の本筋を捻じ曲げてしまうほどの強力なキャラクターが魅力的だった。
 映画第1作公開間近だったSeason6・戸田山雅司脚本-森本浩史監督回、亀ちゃん不在時期の新相棒模索期間のSeason7・櫻井武晴脚本-東伸児回では、そこまでの暴走っぷりは見せず、全容の知れない事件に巻き込まれるだけの、風変わりな男になってしまった。
 しかし、登場するたびに担当の脚本家・監督が変わるな、陣川くんは。

 今回も巻き込まれ型の役どころだが、自分のドジで犯人側を散々翻弄する結果になっていて、「犯人にとっては“バカヤロー”と言いたい気分だったでしょうなぁ」と鑑識・米沢さんに言わせるまでの暴投ぶりは、初登場時の“間の抜けた善人による無自覚な悪意っぷり”が出ていて、楽しい。
 珍しく、殺人が起こらない回で、捜一トリオの出番もなしで、ある意味の物足りなさがあるかもしれないが、後味は爽快に近く、キャラ重視の人情もの書かせると太田愛の面目躍如という感じになってきたなぁ、『相棒』は。

 ちなみに、なぜか陣川と神戸に面識がある設定になっていて、どうやら年末の「劇場版Ⅱ」はこれより前の話になっている様子。

 最後たまきさんが出したピザを、ピザがトラウマ化した陣川くんが無思慮に完全拒否して、右京さんが「そ、それ、僕がもらいます(汗)」と焦っていたシーンはかなり貴重。
 あの杉下右京を、こんな些細なことで焦らせるとは、おそるべし陣川!

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 シリーズ初、2時間スペシャルで始まらないシーズンとなった『相棒 Season9』
 最近のテレビ朝日系のシリーズ化されてる刑事モノドラマ(『科捜研の女』とか『京都地検の女』とか)の傾向を見ても、初回2時間スペシャルがないのはかなり異例。
 人気作なのにどういう理由があってのことか? 年末の映画撮ってたから、2時間スペシャル作る余裕がなくなったんだろうか?
 “スペシャル”という豪華さがないので、何となく寂しい開始なのだが、シリーズものにありがちなパターンを時折崩しにかかるのも『相棒』の魅力なので、それはそれで『相棒』らしいかも。

 お話は次回に続くので、脚本自体は2時間スペシャル用に作られていたと見えるけど、一旦事件の一つが二転三転の末、時間内で解決するので、今回だけ見ても視聴の満足感が味わえるように設計されているから、前後編用の脚本構成で作っていると思う。
 その事件…夫が妻のスキャンダスな自殺を隠蔽しようと、自分のアリバイを確保しながら殺人事件をでっちあげる…のトリックや動機なんかは、比較的オーソドックスで予想しやすく、解答を聞いてしまうと「なんだ、こんなものか」と思えてしまうんだけど、そこに裏で進んでいたもう一つの事件の伏線も同時に現れてくることで、視聴者の予想を複雑化させて興味をそそらせてくれるので、面白く仕上がっている。

 前シリーズ最終回を経て、神戸@及川光博がだいぶ特命係に馴染んできた格好が見て取れて楽しい。
いつもは右京にやられっぱなしのところを、先に「一つよろしいでしょうか?」と右京に助言するところや、右京がピンと来なかった香水の銘柄で事件の背後関係を推理してしまうところとか、馴染んできてるのを踏まえたキャラが立ってきていて面白い。
  もう“花の里”での右京と飲みが普通にできるようになっていたり(椅子の座り位置が亀ちゃんと同じ場所になりました♪)するところもポイント。鑑識の米澤も同席していたので、米澤さん抜きで今後もこの飲みの光景が出てくるかは不明だけど。

 今回の脚本は、前シーズン正月スペシャル脚本担当と今度の映画の脚本担当の流れを受けてか、戸田山雅司。『相棒』生みの立役者・輿水泰弘、育ての立役者・櫻井武晴以外の、3人目のスターター脚本家となった。

 ちなみに、今度の『相棒―劇場版Ⅱ―』でも脚本を担当して、劇場版といえば戸田山脚本、という流れになっているんだけど、前回の『相棒―劇場版―絶体絶命! 42.195km』を見る限りあまり劇場版に相応しいプロットやセリフを書けそうでは人材ではないのに、再登用とは、プロデューサーのどういう判断が働いてのことなんだろう?
 …まぁ、今回は共同脚本で輿水泰弘の名前もあるから、キャラ描写が淡白なのは解消されそうだけど。
 というか、戸田山脚本も決してキャラ描写が悪いわけではないのに、前作映画が「一体どうしたの?」って話かもしれんが。

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 脚本:櫻井武晴 監督:和泉聖治
 都内の速度違反感知装置(オービス)に誤作動が多発。その裏では警察庁が秘密裏に行っていた実験の影が見え隠れしていた。とある思惑から神戸はかつての部下・伊達香(水野美紀)と接触する。
 時を同じくして発生した営業マンの転落死事件。捜一は事件直後に現場から逃げ去った岩井に殺人容疑をかけるが、岩井の勤める帝都物産が警察OBの天下り先のため圧力をかけられて捜査は難航。いつものように鑑識・米沢との絡みで情報を得た右京が事件に首を突っ込み始める…


 Season6最終回以来2年ぶり、『相棒』3回目の櫻井脚本最終回。
 櫻井脚本は大好物なので大歓迎なのですが、今シーズンから参戦の新キャラクター・神戸尊の扱いを決定付ける、レギュラー登場人物的に重要な話数なので、こういうのは輿水脚本が担当して結論付けると思っていたので、意外。

 秘密事項の「神戸が対右京の庁内スパイであること」が神戸と大河内監察官の間で軽く話題にできるぐらいの扱いになっていたり、神戸が自分のスパイ行為の有益性に疑念を抱いていたいたり、上司に対して報告書を使って探りを入れていたことになったり、いつの間にか設定が変わっていたりしたのは気になったし、今回明らかにされた「神戸を特命係に送り込んだ真意」も後付も後付なのが丸分かりで、シリーズ中の情報提示が上手くいっていない、最終回で急に出てきた、と感じられるものが多かったけど…

 そんな急ごしらえ感を吹き飛ばすぐらい、「神戸を特命係に送り込んだ真意」が納得できるものだったのが、ものすごく感動的だ!
 毎度おなじみ警察全体を巻き込む陰謀モノの単体話に合わせながらも、シリーズ中の大いなる謎に合理的な解釈を与えている驚異のシナリオ構成力…(もちろん、陰謀モノの話の面白さは申し分なし!)
 これだから櫻井脚本はやめられない!(笑)

 国民全体を監視し犯罪者を炙り出す顔認証防犯カメラシステム(FRS)を実現させ、その映像分析官に卓越した頭脳を誇る右京を就かせる…曲者の右京を分析官として警察庁の思惑通りに動かしていくために、FRSの現責任者であり将来のFRS運用官になるべき神戸との相性をテストする…
 『相棒』作品内の右京の変人ぶりと警察庁の何でも隠そうとする黒さを見るに、かなり合理性のある理由付けに見えるんだよなぁ~

 結局神戸は特命係に残ることになるんだけど、まぁそれはこの手の話の定石であるし、問題はどのような経緯でそう決意したかなんだけど、それも納得できる範疇。
 薫みたいに、上からの命令で特命係に左遷された状態なら、特命係を辞めない理由だけ考えとけばいいのだけど、神戸は一応帰る場所があるので、自分の意志で特命係に戻らせなければならないから、これが結構手順が要る話。
 一応神戸のキャラとしては、公益のためなら権力の意に寄り添うことにもさほど厭わない、という清濁併せ呑む思考形態にあるんだけど、その合理的(非正義的)な考えさえも押し潰す警察庁の黒さを見せられては、反旗を翻して特命係に篭りたくなるわなー
 それも自分が心血注いでいたFRS絡みのことだし、自分の後任だった伊達警視がFRS関係の取らなくて良い責任まで押し付けられて辞職に追いやられたのを「もしかすると、ボクが彼女の立場だったのかもしれません」と評したことで、神戸に「自分が“警察を辞めた人間と同じ立場”という考えで動く」と決めたとしても、充分納得できる。

 陰謀モノのいつものオチらしく、小野田の思惑によって事件の一端は闇に葬られることになるんだけど、いつもはそうして闇に葬られて終わりになるところなのに、追加指摘があったのも面白い点だったなぁ~
 違法性も含まれているFRSを実現させるために、FRSの違法実験を送検させるまいと産業スパイ事件を闇に葬ったら、違法実験を公にしなかったせいで産業スパイによるFRSのデータの海外流出がストップできず、FRSが海外の国のオリジナルシステムとして誕生するかもしれない事態となり、日本でFRSを実現させるためには海外国家に高額のロイヤリティを払わねばならないのだが、そんな予算は日本になくFRSが実現できなくなってしまう…
 闇に葬って計画を実現できる軽く踏んでいた雰囲気もあった小野田に、食事の席の何気ない会話として右京が計画実現不可能という不可避の事実を突きつけるのが、逆襲的なケレン味があったな~
 
 それにしても今回の伊丹は熱血すぎる。
 薫の意識でも憑依したんじゃないのか、って思いたいぐらい(笑)
 今回は右京も神戸も、FRS関連についてはともかく、殺人事件についてはクールな役回りに徹していたので、殺人事件関連のストーリーを進めるのに薫的なキャラクターが必要なのは分かるけど、正義としての筋が通らないという動機付けで、刑事部長や警察OBに大声上げて楯突いてしまったのは、心がまっすぐすぎる、というレベルで、伊丹っぽくないなぁ~
 もう、特命係に飛ばされるぞ、その勢い(笑)

 最後のシーンは、ベタベタながらも、経緯も経緯なので、中々に好き。

右京「ようこそ、特命係へ」
神戸「何ですか、今更(笑) ボクは半年前から特命係の一員ですけど」
右京「そうでしたね。ところで、神戸君、今夜も飲めそうですか?」



 というわけで、右京に新相棒を迎えたSeason8も終わってしまったワケですが…
 薫のキャラクターに拠っていたシナリオの面白さはだいぶ削れて、シリーズ自体の面白さもだいぶ落ちてしまった感じではあるけれど、まだまだこの新コンビでいけそうな雰囲気。
 少なくとも、私はこの先もまだまだ付き合えそうです。
 シリーズの途中から参戦したにわかファンのアドバンテージかもしれんけど…(^^;)

 「No.04 錯覚の殺人」「No.10 特命係、西へ」「No.12 SPY」「No.15 狙われた刑事」「No.17 怪しい隣人」「No.18 右京、風邪を引く」、そして今話「No.19 神の憂鬱」がSeason8お気に入りの話。

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 脚本:古沢良太 監督:東伸児
 
 今年の実験はうまく行ってますよ、古沢サン!
 頭を使わされる重いテーマを持った櫻井脚本は勿論大好きなのだけど、あんまり重くない感じで娯楽性特化型のシナリオで言ったら、古沢脚本回が非常に好みなのですよ。
 
 サブタイトルの時点でフツーの話にはならんだろうことは察しが付くし、完璧超人みたいな感じの右京が只の風邪でダウンするというのも、レギュラーキャラの設定を弄ってくる古沢脚本回ならではのアイデアだけど、右京の風邪は今回の話のごく一要素で、それ以上に一筋縄ではいかないシナリオが待っていたのは嬉しいサプライズ。
 
 あらすじを説明するといろいろとネタバレになってくるのだけど…
 去年の古沢脚本回「7-15.蜜愛」は登場人物と舞台を極端に絞った話という実験をやっていて、あまり娯楽性が高いとは言えなかったが、今回は時系列を弄りまくるという実験で、これが娯楽性高くて大満足。
 
 最初は捜一トリオが特命係抜きで殺人事件を解決する、という番外編的な話と見せかけ、解決後の捜一に特命コンビが意味深なセリフを投げかけたところで逆再生が始まり、事件が起こる前の日付まで戻って、事件の裏側で特命係が関与していたことを描いていくことで、意味深なセリフの真意や腑に落ちなかった展開の真実が明らかになるという構成が、実に面白い。
 時系列を並べ直すのに少し頭を使うが、空白部分にパズルピースが少しずつうまい具合に嵌っていく快感がある。
 
 「縁」「絆」という要素を出してきて、右京が風邪をひくことも、時系列を弄る事も実験に終わらせないで、今話のテーマとして有意味だったということにしてしまう構成力も素晴らしいなぁ~
 
 ちなみに時間逆行は2回あって、逆行前が捜一トリオ、1回目逆行後が神戸、2回目逆行後が右京主導のシナリオになっていて、全員に見せ場があるような形になっているのも、バランス良いなぁ~

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 脚本:徳永富彦 監督:東伸児

 とある人気のない民家に男3人が侵入するが、運悪く家の住人である夫婦に鉢合わせてしまい、さらに過去の現金強奪事件の証拠品を隣の家の住人に返却しにきた右京に家の異常に気付かれて、何とか誤魔化そうと3人組がドタバタを繰り広げる間、右京が段々包囲網を完成させていく話。
 
 以前太田愛脚本回で「冒頭5分でその後の話の展開に予想がついて、つまらん」と切り捨てた感想を書いたけれど、今回の話は冒頭3分ですべての粗筋が読める(笑)

 しかし、それでも今回の話は面白い。

 キャラとシチュエーションの面白さが充実しているので、シナリオが単純でも充分楽しめる。
 右京が敵情と人質の安否を探るために、セキュリティ機具のセールスマンになりきって訪問するなんて、なんというおいしいシチュエーションなのだろう。
 劇中に出てくる要素が適度に多くて飽きがこないこともさることながら、その出てきた要素が全て漏れなくキレイにオチにまとまっていくのも快感的。
 
 『相棒』参加初期の硬さに比べると、徳永富彦もバラエティ豊かな脚本を書くようになってきたなぁ~
 
 右京と神戸のコンビがラスト近くまで一緒に行動せず、ケータイでの会話だけで別々に動く(ケータイでの会話だけなので、神戸が右京に聞こえないように愚痴をこぼしまくる)というのも、意欲的な構成でなかなかに面白い。
 二人のやり取りをカットの切り替え編集にせず、一画面二分割方式で双方の様子を長々と描写していて、撮影のタイミング合わせも苦労したんだろうなぁ、ということが伺える。それとも、本当に二箇所同時撮影を水谷豊・及川光博がケータイで会話してタイミングをリアルタイムで合わせていたのだろうか… (追記)再確認すると、若干二人の会話のタイミングがズレてますね。

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 脚本:玉田義正/脚本協力:西村康昭 監督:橋本一

 大学で爆発事件発生。事件の犠牲となった心理学部教授は、なぜか遠く離れた農学部のキャンパスでタバコを吸おうとしていたなど、不可解な状況にあった…という導入。

 通常回で爆発シーンを撮って見せるとか、随分予算のかかることをしているなぁ
 爆発した小屋は、駐車場の一角にセットを組んでいるのがよく分かる突貫工事仕様なので、セット組みの撮影経費控えめだが、それにしたって、撮影経費あんまりかからなそうな舞台設計をする『相棒』にあっては大奮発のように見える。

 一時期「マインドコントロールだ!」ということで盛大に騒がれた“サブリミナル効果”ですが、その後の研究というか指摘などで、サブリミナル映像でマインドコントロールはできないという言説が一般化(潜在的欲求の顕在化には一役買うらしいが、コントロールには至らない)
 でも、今回の事件のトリックとして大々的に使われていた。
 さすがに無理あるわ、と思っていたら、それも織り込み済みのシナリオだったようで。なるほど。

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 脚本:戸田山雅司 監督:和泉聖治

 伊丹刑事が狙われる話。そして、狙われたので伊丹の護衛に特命係が就く話。
 
 この話は亀ちゃんがいた頃の特命係でやって欲しかった!
 護衛ということで伊丹より優位に立って調子づく薫といつも見下してる特命係(特に薫)と密着させられて薫から低く見られる伊丹との掛け合いは、それはそれは大笑いできるものになっただろうよ。
 …ただその場合、二人があんまりにも張り合うんで、長々と喧嘩だけしてて話が全然進まないというシナリオが真っ先に頭に浮かんでしまうが(汗)
 
 サブキャラに焦点を当てない『相棒』では珍しいサブキャラクローズアップ回だけど、意外や意外、捜一トリオでは伊丹が一番遅い。
 5-4.せんみつ」で三浦刑事、「4-3.黒衣の花嫁」「7-16.髪を切られた女」で芹沢がクローズアップされていて、伊丹クローズアップ回って呼べそうな話はなかったからなぁ
 大きなクローズアップ回はなくとも、あちこちのエピソードで輝いてたり良い役回りもらってたりしたから、それで充分だったのかもしれないけど。
 
 今回の事件の発端が、過去の伊丹の暴力的な取調べということなのだが、「伊丹という刑事はそのような不正を行う人間ではありません」と右京の口から出るとか、伊丹の株がだいぶ上がった感じ。
 発端が発端だけに、そこまで株を上げるのはどうかと思うし、『相棒』的キャラバランスから考えると、捜一はあまり持ち上げないのが良いバランスだと思うので。
 …でもまぁ、今回言われてた“不正”は、昔の伊丹のキャラと比べても程遠いから、上げすぎているわけではないか。

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クリックで公式ホームページを別枠表示 脚本:太田愛 監督:近藤俊明

 たまきさんが一時入院した病院の同室の少女の証言から、公害問題解決に動く若手国会議員が変質者まがいの行動をしていたことと、ルポライター殺人事件に結び付いていく話。

 解決までの変遷のお話を捻ってくる『相棒』では、どうということもない話。
 最初の5分に出てきた要素で、話の展開とオチが完全に読めてしまう、ものすごいストレート展開。

 今時と言っては失礼かもしれないが、環境問題という大枠ではなく公害問題(それも過去の被害云々の話ではなく現在進行形の事件になっている)に絞って話が構成されているあたり、Season7正月SPを連想させるので徳永富彦脚本かとも思ったが、実際は太田愛脚本…
 話の展開をあまり捻らない回の場合は、大抵キャラの方を捻ってきたり描写を充実させたりするのだけど、そういった遊びが薄すぎて、全体的に薄味な印象に終わってしまった…
 登場人物の会話のすべてが説明セリフ、とすら思える。
 最初の病室での、少女や母親との会話もおそろしくテンプレートで、ああいうタイプのテンプレートが苦手な私には見てられなかったほどだったし…
 徳永富彦脚本もいろいろ不評が多いけど、ストーリーを進める中での登場人物の扱いやキャラの転がし方はまだ上手いレベルだと思うので、話もキャラも不作続きの太田愛の『相棒』適性を疑ってしまう(←何様?

 神戸が国会議員と警察庁&福祉省の知り合いだったのでスムーズに取り調べできたり、右京に「君にうってつけの役があります」と言われて高級クラブに潜入させられたりと、神戸尊のストーリー上の使い方について「こういうこともできます」と可能性を示した回だった、とも言えるけど、神戸の経歴や容姿を利用しているだけなので、キャラが膨らんで面白くなったかというとそうでもなく…

 今回の犯人は、地位の割に何でもかんでも自分で動きすぎ(地位の高い人は自分で動かずに人を使う)、「わざわざそんなことを自分で出向いたり自前でやってるから、逆に怪しまれるんじゃねぇのか?」というお間抜け感があるんだけど、キャリアの若さを考えると何でもかんでも自分でやるしか他に仕様がないというリアリティがあるので、あんなモンか。

 そして、今回の話で一番面白かったのは、議員が罪を認めて『相棒』が終わった直後に「民主党・小沢幹事長 不起訴」という『報道ステーション』の予告が流れたことでしたが(笑)

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