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スザク「モルドレッド(=軍用兵器)が出動した!?」
ギルフォード「黒の騎士団か!?」
オペレーター「学園地区にて暴動が発生した模様。ナイトポリス、緊急出撃」
学園内のお祭り騒ぎがエスカレートにエスカレートを重ね、遂に勘違いした軍隊まで乱入しかけるという展開。
今までのギャグ回は学園内のメンツで繰り広げていたから、外部の、それも国のトップの連中までドタバタに巻き込まれるところまでスケールアップしてしまう暴走っぷりは、その収拾の付かなさっぷりが個人的に好みで、大爆笑。
このままドタバタに絡んできてくれてたら良かったのに、ただの賑やかしに終わって残念。
物思いに耽って立ち尽くすシャーリーの背景で、様々な人や物(馬も)が大量に右往左往していた画ヅラも、どこかギャップがあって可笑しくて好き。
ただのお遊びにアーニャが軍用マシン・モルドレッドを持ってきてしまったことに対しての、ルルーシュの一言。
ルルーシュ「アーニャまで一般常識に欠けていたとは…!」
…なんか、完全なるキレイごとの理想主義(しかしその実、排他的な偏向思想)で世界を統べてハッピーエンドと謳う常識外れっぷりを見せ付けた某番組への当て付けに見えてきたヨ、ハハハハ…
ルルーシュの108人デート、ミレイの思いつきイベント、天然娘・咲世子の暴走、ルルーシュ正体バレの危機、恋煩いで思い悩むシャーリーなどなど、話を四方八方に動かすという暴走をしてここまでいろいろやらかしたのに、最後にはミレイ会長卒業の物語として今回の話がまとまっていたかのようにキレイに終わらせてしまう強引な演出力は、月並みだけどスゲェ。
ミレイが満足げに成立カップルを眺めて、少し本音を呟いて、「これにて、モラトリアム終ー了ー!!」とにこやかに叫んで帽子を放り上げ、それをカメラが追ったと思ったら落ちて来た帽子に画面が遮られ、その次の瞬間には場面が一気に変わって、慣れた様子でお天気お姉さんやってるミレイを大写しにする…
…という演出の仕方が、「どうやったら物語を総括したように見せられるか」というお手本みたい。
…その演出・その総括がこのタイミングで視聴者やシリーズ構成的に求められていたか、物語的に有意義だったかどうかは、甚だ疑問だが(汗)
それに、コーネリアが何となく復活。
満を持した再登場なのに、演出的に何の重みもなく、(この番組は情報量が多いから整理が必要とはいえ)あっさり流されすぎなのは、あまり効果的な演出が施されているとはいえないしなぁ…
その上で、この後に気分をドーンと落とす衝撃の展開を用意している手際の良さは、毎度のこととはいえ、スゲェ。
ミレイの「これにて、モラトリアム終ー了ー!!」というセリフは、これからの物語展開の予告だったわけか。
シャーリーが深刻に思い悩んでいる最中に、ルルーシュがギアス関係の能力を持った敵と対決、という流れは、前期の2クール目突入時期と同じ展開。
しばらくこういう流れはなかったのに、またまたなぞってるなぁ。
でも、同じような展開でもこちらの期待度が衰えているというわけではなく、そこら辺は巧み。
…ひょっとして、1期とまるで同じ展開を芸もなく続編で繰り返してしまって呆れられてしまった某番組への(以下略)
そんな中、ナナリーに助け出されるカレン。
…チッ!(←オイ