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アーニャ「今はマリアンヌ。ルルーシュとナナリーのお母さんよ」
誰か、この頭のイっちゃったようにしか見えない娘に、「はぁ~!?」とツッコミ的リアクションをして欲しかった(笑)
もう臆面もなく『エヴァ』の「人類補完計画」だなぁ…
子煩悩でウソのないキレイな世界を望んでいたのがゲンドウ皇帝の真意という説明だったけど、その割には子ども時分のルルーシュにかけた言葉の辛辣さが独創的で、演技っぽくなかった(本心だったんじゃねぇの?)ですけど。あと、負けたものには容赦なしな、かなり残酷な強硬手段に打って出ていたし、その人物セッティングに持っていくのは苦しい気が…
その場にいるどのキャラにもギアスがかけらない状況だと思ったら、「キャラじゃなくて、神様にギアスをかける」という一発逆転のアイデアは面白いなぁ~。能力が制御不能になるのと紙一重のギアス両目侵食による出力アップで神に挑む、というシチュエーションも盛り上がるし。
…そのギアスの力は、その神様とやらからの出自ではないのか、という想像の余地がある中で、ラグナレク装置とギアス能力との関係についての謎解きがまるでなされていない現状においては、それは本当に有効な一発逆転だったのかと疑えて白けるものだったりするが(汗)
なんか、自分の与えた力に自分が滅ぼされる形で、ものすごくマヌケだから。
ルルーシュの物語はあと何話かで終わるが、番組自体は『コードギアス』シリーズとして続いていくというウワサもあるので、それが事実だとしたらここでギアスやラグナレクの謎を明かすわけにはいかないということか?
…それよりもだ。
―1ヵ月後
ルルーシュ「私が第99代ブリタニア皇帝、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアである」
待て。
まぁ待て。
なんじゃこの展開は!?
皇帝は倒したし、お母ちゃんの死の真相は語られた上にお母ちゃんに助ける価値はないと判断して切り捨ててしまった今、もう元々ルルーシュが目指していた目的は果たし失われたという状況だから、別に新たな目的に向かって行動なさるのは、シナリオ展開としては問題ないだろうけど…
今まで容易には手の届かなかった敵の陣地を、あっさりと占領してしまう拍子抜けなぶっとび具合が許されるほど、これまでのシナリオの流れが整備されていたわけではなく、見ていて唖然とすること仕切り。
特にこれといった目的も見えず、ギアスという強硬手段で皇帝宣言しちゃったルルーシュに、何の密約があるのかルルーシュに従って、阻む敵を容赦なく薙ぎ倒すスザク、という、失うものは何もない、後は破滅に向かってガムシャラに突き進むだけ、っていうコンビになっちゃった。
この流れが許される手順を踏んできたのか、この番組は!?
もう、結局はオレも皇帝と変わりなかったか、とルルーシュが悟って死亡エンドしか先が見えない…
「彼は裏切りでのし上がってきた男ですからねぇ」とはっきりとセリフで指摘されてしまうスザク。
スザクが『SEED』のアスラン・ザラへの当て付けキャラであることを番組が自白してしまったなぁ(汗)